ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

「借りぐらしのアリエッティ」

2010-08-20 23:42:57 | 漫画・アニメ
19日の木曜日、走るつもりでいたのですが、外苑は花火で走れないし、皇居まで出張るにも仕事が中途半端になって、今更行ってもな、って時間になりました。
おっ、「借りぐらしのアリエッティ」の最終回、間に合うジャナイデスカ!

(以下、ネタばれあります。)
舞台は都会から忘れられたような場所にある、広いけど古くて、手入れも行き届かずにやや荒れた家。
女主人とお手伝いさん、年配の女性二人が住むその家に、親戚の少年がやってくる。
両親は離婚し、母親は海外出張中、間近に心臓の手術を控えた病弱で孤独な少年は、生きることを見失っていた。

この家の軒下には小人の一家が住んでいた。
狩りならぬ借りをして生活する3人の小人の家族。でも人間から借りるのは必要最小限のものだけ、家財道具などは父が起用にこしらえて「人間に見られないこと」を掟にささやかに暮らしている。
少女とその両親の3人だけの暮らしなので、少女には友達がいない。

そんな孤独な少年、翔と、少女、アリエッティの偶然の出会い。
掟破りと知りつつも翔への興味を捨てきれないアリエッティと、そんな掟があるとは知らずにアリエッティに好意を示す翔。
そんな弱い二人に、不幸な事件が起きる。

そして当然のことのようにやってくる別れ。
おそらくはもう一生会うことはないだろう二人、そして絶望的に厳しいであろうアリエッティ一家の運命を思うと、悲しい、暗澹とした気持にさせられました。
明るく振舞うアリエッティに、泣きそうになりました。

魔女も怪物もお城も出てこない、ジブリの作品としてはかなり地味な部類に入る作品でした。
上映時間もやや短かったなー。
私は好きですがな作品の部類に入りますが、評価は割れるだろうな。

設定は小金井市ということですが、野川と思われる川が出てきたから、野川公園のあたりかな。
週末に、アリエッティを探しに、野川をジョグしてみようと思います。
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