関東大学バレーボール・春のリーグ戦

わが母校、一橋大学バレー部は、関東大学バレーボールの４部にいます。まあ、中の上くらい、弱くはない、国立大学にしては頑張っている方。
１部が１２校、それが６校ずつに分かれて総当たりのリーグ戦をします。6チーム中で１位になれば自動的に３部に昇格、最下位になれば５部に降格。
私はここ７，８年くらい、ほぼ全試合を応援に行ってます。うちのチームは４部の２，３位になることが多い。１度だけ優勝して３部に上がったが、すぐにまた4部に戻ってしまった。３部昇格、３部定着が我々の悲願です。

今年のチームは、昨年のチームからレギュラーの４年生が４人抜け、OBとしてはとても心配していました。
案の定、初戦の東洋大戦は、1セット目を取ったけど、２，３セット目を取られ逆転負け。思ったよりも良いチームに仕上がっていて、惜しい試合だったけど、これは公式戦、負けちゃ仕方がない。

第二戦は宿命のライバル、東京大学。ここ１年でチームが崩れて３部から降格してきた。１月の定期戦でも完勝しており、これに負けるようだと本気で降格の心配をしなければなりません。
第一セットを取られ、第二セットは取り返すも、第三セットはシーソーゲーム、２０-２０から５連続得点でやっとつきはなして辛勝。まあ、心臓に悪い試合でした。


第三戦はここまで全勝、優勝候補の茨城大学、でも実力的に頭抜けているというほどでもない。
相手のミスにも助けられて第一セットを取るも、逆転負け。うちのチーム、攻めているときは強いけど、受けに回ると実に弱い。


ここまでの暫定一位は茨城大で３戦３勝、うちは１勝２敗でもう優勝はない。それどころか、１勝２敗で４チームが並び、ウチはセット率で３位なのだが、この後の展開次第ではまだ最下位の可能性もある。
ここで開き直ったのか、チームが素晴らしい進化をみせます。
同じ１勝の横浜市立大、２勝の創価大をストレートで一蹴。まるで別のチームになったよう。サーブで攻めてブロックで仕留める、これがウチがやりたかったバレー、強気のアタックも面白いように決まりました。

終わってみれば３勝２敗で単独２位。優勝、昇格は５戦全勝の茨城大。でも、秋には本気で昇格を狙えるようなチームになってきたと思います。