御宿ひぐらし日記

田舎暮らしをはじめて、、日々の閑話、、

デュプイのテナーリコーダー

2016-04-21 14:55:20 | 音楽

   

昨日送られてきた雑誌に載っていた面白い記事。

  

ブリュッヘンの遺品楽器に最低音が『Cis(通常なら半音下のC)』のテナーが

あったそうで、ケース・ブッケが「これはおかしい、長い足部管を作ってくれ」

と斉藤文誉さんに頼んできたそうだ。

   

私も同じことを言いそうだけど、さすが斉藤さんは超一流のフエつくりだけあって

考えることが違う。

   

当時、フランスではトラヴェルソの曲をリコーダーで吹くのが流行っていたそうで

それならば最低音はDまでで良い。

   

これだけ長い楽器になると、足部管が短い方が高音がぶら下がらないそうで、D管の

ヴォイスフルートではなく、1音低いテナーではなおさらその必要があったと思う。

  

結局、ケースのために長い足部管を作ったそうだが、ちょっと演奏しただけで、ケースも

斉藤さんの考えが正しかったと納得したそうだ。

   

ウ~ン、面白いねえ。

    

勉強することはまだ山積みだ。

コメント
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