どうにも先が見えないと、ソーニャの夢にうなされるのもイヤだし
私としたことが厭世的な気分に支配されてしまう。
昨日の夜散歩のBGMは、NHKFMベストオブクラシック。
川久保賜紀さんのリサイタル。
シューマンが終わると、次はブラームスの『雨の歌』。
これは、もういけません。
調子の悪いときに聴く音楽ではない。
クララ・シューマンの言葉を思い出すまでもなく、歩きながら涙が
止まらなくなった。
なんか、入院して以来泣いてばかり。
と、後ろから顔見知りの看護師さんに声をかけられた。
「〇〇さん(私の名)、F先生から連絡あって、点滴は終了で明日から
服薬ですよ」
「あ、そうですか。嬉しいです」
「そんな、泣かなくても」
イヤこれは・・・、説明もしなかったけど、恥ずかしかった。
ということで、メデタク点滴卒業。
服薬ということはシャバに出られる日も近い?
本当は石田泰尚さんの演奏をと思ったけど、動画投稿サイトには
アップされていなかった。
まだ、廃盤じゃないと思うけど、個性的かつ説得力のある演奏は
見事ですよ。
この庄司沙也香さんのも大好き。