録音しておいた『アンサンブル・アリア・メン』のバッハ。
ライプツィヒの絶頂期に書いたBWV8(映像は違います)。
Liebster Gott, wenn werd ich sterben?
神様、私はいつ死ぬのでしょう?
まあ、やりきれないタイトルだけど、シュバイツァーも激賞していた
名カンタータ。
音譜で絵を描くような『音画』の典型のような曲。
で、アンサンブル・アリア・メンの演奏。
声楽はリフキン方式(各パート一人)で、実はあまり好みではないけど
説得力ある演奏だった。
気の毒だったのが、トラベルソ(フルート)とオーボエダモーレ。
シャープ4個だけど、それぞれDとAの楽器なのでそんなに無理がある
訳でもない。
難しい曲なのは分るけど、ミスが多くて可哀想。
ドイツのレーゲンスブルクで、聖霊降臨祭の頃開かれる音楽祭での録音
だそうだけど、昔は五旬節って言わなかった?