リコーダー(ドイツ語でブロックフレーテ)を吹くのが好きで、当然レパートリーの中心はバロック
音楽になるが、その中で多数を占めるのがテレマンの曲である。
この人の作品は、吹くのはそんなに難しくないが、聴いている人にはかなり難しそうに
聴こえるという、なんとも演奏者にとって有利な曲である。
テレマンはハンブルクの音楽監督を長く務めていて、存命中はバッハより人気があった
らしい。
全く予備知識はなかったのだが、ハンブルクの市庁舎前広場にテレマンの記念碑があった。
これは撮影しなければと、撮ったのが上の写真だが、見つけたときには、記念版の上には
枯葉が数枚と、なんと紙くず、煙草の吸殻までが散乱していた。
懸命に掃除していると、周りにいる人たちが笑っていた。