古楽の楽しみで、唯一聞き逃しでも放送されるライブ週間。
バッハ全曲演奏を続けている、佐藤俊介率いるオランダバッハ協会管弦楽団
合唱団の演奏で、エマヌエル・バッハのマニフィカート。
この曲は録音が多くないし、名盤と言えるモノってある?
確か、唯一流通していた中学生の頃に聴いていたコレギウム・アウレウム盤
では、テオ・アルトマイヤー(テナー)の声が裏返ってたのを覚えている。
シュトゥルム・ウント・ドラング(昔は疾風怒濤と言ってた)の典型の様
な音楽を立派に表現していた(特に器楽)。
ただ、テナーのマルセル・ビークマンっていうヒトは超個性的。
時には、地声かと思うようなトーンも織り交ぜて、キワモノと紙一重。
こういうソリストを抜擢する、佐藤俊介の度量の広さがスゴイ。
まだ聴けるので是非。