入院その２

      

７/５深夜から、血尿が止まらなくなって、妻のクルマで文字通りヘロヘロ状態で病院へ。

　　　

こんなことは初めてなので、長くなるかもしれないけど、覚えている限り書き留めておこうと思う。

　　　　

 

２５時過ぎから明方まで、当直の先生と先週お世話になったＦ先生（お近くにお住い？）に

長時間処置して頂いて、６時頃（？）病室へ。

　　　　

午前中は意識が混濁してしまって記憶が曖昧。

　　　

手術時の麻酔等の承諾書もちゃんと署名出来なかった気が・・・。

　　　

全身麻酔なので手術時の記憶は無い。

　　　

ただ、術後せん妄が結構長時間起こったようで、随分迷惑をかけてしまったようだ。

　　　　

明くる日、様子を見に来てくれた麻酔科の先生は、一般的にせん妄時のことを覚えている

ヒトは少ないと言ってたけど、私はかなりはっきり覚えていてナカナカ辛い記憶。

　　　

手術室から病室に戻って、見覚えのある看護師さんの顔を見たら急速に落ち着いた。

　　　　

　　　

正気に戻ってからナースコールを見て思ったのが、エッＢ７、ショパンのノクターンの部屋なんだと

アシュケナージの弾く音がアタマに響きまくって、涙が止まらなくて、看護師さんを驚かせてしまった。

　　　

恥ずかしい、申し訳ありませんでした。

　　　

でも、なんでバッハの平均律じゃなかったのだろうか。

　　　

ウ〜ン、若干悔しい（？）。

　　　

　　　

世間知らずのアマちゃんである私は、医療費支払いの『限度額適用認定』という制度が

あるのを知らなかった。

　　　

そうだよな。ウン１０万円の支払いをポンと出来るヒトの方が少ないと思う。

　　　　　　

　　　

この病院では、毎日担当の看護師さんが交代する。

　　　

でも、手術室まで連れて行ってくれて、術後もずっと面倒を見てくれていた看護師さんが

明くる日、「よかった～、歩いてる～」と笑顔で顔出ししてくれた。

　　　

○○さん、本当にお世話になりました。

　　　　　

　　　　

帰宅後、ウグイスの鳴き声が響く、気持ちのイイ海風が入る食卓で、地味な蕎麦を

すすっていると、心底ホッとする。

　　　　

この数日が夢の様。

　　　

先のことは分からないけど、なるようにしかならないので、穏やかにいきましょう。

　　　　

お世話になった病院の方々と妻に大々々感謝。

三代目

   

１０年以上前の引っ越し時に新調したテレビ２台。

　　　

さすが昔のロット、両方とも本体はビクともしていない。

　　　

ところがアクオスのリモコンは次々壊れて（写真左から、初代、２号機、今回買った３号機）

仕方なく購入。

　　　

前回は高価な純正機を買ったのに、短命だったので、今回はその半額以下の『代用リモコン』を

購入してみた。

　　　

まだ、耐久性は分からないが、機能は充分。

　　　

『モックストア』のこのリモコン、手放しでオススメします。

　　　　

　　　　

当然だが、私には医学的知識は皆無なので、お医者さんの言うことには盲目的に従う。

　　　

ところが、苦しんでいる私を見て、妻はカイロを使って温めてみればと言う。

　　　

溺れる者はナントカで、試してみると、大変楽になった。

　　　

もう随分前から気が付いてはいたが、やはり老いては妻に従えか（涙）。

Ｖｅｒｓｅ考

     

Verseというのは、ジャズ等の唄モノで、本メロディがはじまる前の語りっぽい部分。

　　　

基本、クラシックしかわからない私にしてみれば、レシタティーヴォといえば受難曲の

福音史家（エヴァンゲリスト）が一番ピンとくるけど、オペラアリアの前に付く語り部分と

いうのが分かりやすいと思う。

　　　

ジャズの場合、唄モノを楽器で演奏する時には、ヴァ―スを省いてしまうことが多いし

歌手が歌う場合でも省略することも少なくない。

　　　

なんでこんなことを書くのかというと、『But Not For Me』をラージコンボで書こうと思って

いるからで、この曲のヴァ―スはとってもキレイ。

　　　

昔、流行った、リンダ・ロンシュタットとネルソン・リドルのヴァ―スは印象的だったので

コピーさせてもらおうかな。

　　　

　　　　

しかし、先週の検査入院以来、絶不調。

　　　

どうなってしまうのか。

　　　　

明日、タクシーで病院行くか。