8月末の英国には珍しい暑い日にウエズリーガーデンへ行った。ここはロンドンから西南に当たる有名な庭園(植物園)でこの時期アリスの不思議な国をテーマにしたデコレーションがあちこちに見られる。時計をもって忙しい白兎、トランプの国では恐ろしいハートの女王が叫んでいる。あちこち歩き回ったけどアリスには巡り合わなかった。
いろいろな銅像もあちこちに置かれていた中にこの翼を持った男はギリシャ神話のイカロスではないだろうか。
この広大な敷地には色とりどりの無数の花が咲き乱れているが、今一番盛りなのが西洋アジサイ。
花畑の一角に私たちの背よりも高いひまわりの林があった。ひまわりにもこんなにいろいろな種類があるのだ。
菜園では真っ黒のミニトマトや白いナス(英語ではその名にふさわしいエッグプランツ)
この長ーい瓜様のはユウガオらしい。 最近では英国のどんなお屋敷に行っても目に入るのが盆栽、樹齢百年もしそうなのがずらっと並んでいた。
巨大な温室には熱帯植物が大小はびこっていて、ボルネオのジャングルに行ったみたい。このランの花は何て素晴らしいのだろう。
水底が見えない大きな池の一角、観光客がパンくずなどを投げ入れているが大きな鯉が岸辺を上がって争っている。こんなにひもじそうな魚もいるのだ。