11月2日月曜日小雨の中をポルトガルへ向かった。今まで何度も行っている南ポルトガルへはバダホス(Badajos)から西へ向けてポルトガルへ入り南下する道をとっていたが、今回初めてセヴィリアまで無料の高速道路E803を通り、西に向けてポルトガルへ入国するコースをとった。
この行程は今までで一番長く遠回りだが、道路状態は大変良くて信号待ちや町や村を迂回しているので、一度も止まらなかった。
このスペインでも西の地方はエクストレマドラ(Extremadora)と呼ばれる州でスペインでは貧しい地方だと言われる。道路わきはオリーヴ畑とヴィンヤードそして林は皆コルク樫の木々から成りこの地方からポルトガル一帯までほとんどの植物系態は変わらない。
今度は風力発電ならぬ太陽熱発電のパネルの森を見つけた。この地方も夏は40度を超え、今夏のセヴィリアでは気温48度になった。それだからシアスタが必要なのだろう。
道路標識がカーラ(Cala)と書かれてある道路の西側に素晴らしいお城が見えた。インターネットで調べても何も出てこない。来春帰国時に立寄ってみたいところだ。今回は雨の中でかすんでいて残念。横の写真はセヴィリア郊外で見かけた大聖堂、
セヴィリアは大都市で、車で走ると良く分かる、長い環状線が町を巡っていて見えるのは新興住宅地と工場地帯ばかり。
ポルトガルとスペインを分断する川に架かる国境の橋。ここまでくるとあと一息、1時間くらいでキャンプサイトに到着する。