ポルトガルから帰ってきてもう6っか月近くになってしまった。
その間何をしていたか?夫婦2人の生活から一変して同居人が2.5人も増えて毎日忙しいままに月日が過ぎてしまった。
また10月からポルトガルへ出かける前にこの6っか月間の出来事や思ったことを書き綴っておこう。
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我が家から歩いて5分くらいのところにあるのがベッケンナム・プレース・パーク、名前はベッケンナムだが実際は隣のルーシャム区に管理されている。私の住んでいるところはケント県ブロムリー区でベッケンナムはブロムリー区なのだ。
この公園は昨年までルーシャムの公営ゴルフ場だった。だから家族連れが遊びに来ることなどなかったものだが、今春ゴルフ場を廃止して誰でもが遊べる公園になった。この公園の真ん中にある古い邸宅は1930年以前はお金持ちの大邸宅だったらしい。私の住んでいる一帯がこの屋敷の庭園だった。
第一次大戦後の世界恐慌や貴族制度の崩壊などでこの屋敷も庭園を切り売りしたらしい。だから我が家の通りは1930年ごろに新興住宅地として作られたのだ。
ゴルフ場として経営されていたころは邸宅は門をとざして中に入れなかった。
この広大な草地の後ろに春はシャクナゲが彩る大きな林があり、秋にはブラックベリーとヒラタケが採れる。昔マラソントレーニングをしていたころはこの林の中の無数の道を走り回っていたものだった。
公園として再生した後は邸宅も解放され、だれでも出入り自由になった。ここはたぶん大地主の邸宅で貴族の大邸宅のようなきらびやかさは一切ない。
屋敷の一角にある花壇は季節ごとに色とりどりの花が植えられよく手入れされている。つい最近の花壇には赤しその苗がボーダーに植えられていて、感心してしまった。
2歳になったばかりの私の孫、ジュードはこの写真で見る限り生意気盛り。
今まで甘い物厳禁と言っていた母親がこの公園で初めてアイスクリームを買い与えた。生まれて初めて食べた記念日。
今現在2歳4か月、私がダメと言ったことばかりしたがるいたずら坊主。