10月22日にやっと落ち着いたカバナス・キャンプサイトは、今まで2回ここへ見に来たが、一度も停車したことがなかった。どうしてだか判らないが、あまり魅力がなかったとでも言おうか。
ところが今回のタヴィラキャンプサイトの高騰で、昨年までの友達がバラバラになり、マイク、シオナ夫妻がここに落ち着いた。情報をもらって来てみれば、どんなにか素晴らしいキャンプサイトだということが分かった。
サイトの入り口、セキュリティがしっかりしていて、車の出入りや私たちが出入りするときもセキュリティ・カードなしでは通れない。
この玄関横の建物。下がレストラン(安くておいしい食事が出るそうだ)、二階がコミュニティ・ミーティングルーム――ここではポルトガル語のレッスンや、水曜日のアートクラスがある。 沢山のスポーツ器械が設置されたジムでは毎日、サーキットトレーニング、ヨガ、ピラテス、キープフィットのクラスがあり、これらはキャンプサイトの中の住人には無料。サイトの外からやってくる人たちには有料だとのこと。
アートのクラスには外からやってくる人たち(ほとんどが在ポルトガルの英国人)の方が多く、アートというよりおしゃべりの方が忙しい。
上の巨大なキャンパーは2階建て、フランスのキャンパーで、長さ10メーター以上あり、このサイトに落ち着いてここで何年も生活しているとのこと。こんな巨大キャンパー下手に狭い道路を走られたらたまらないだろう。
上の2台のキャンパーは英国車で彼らもここで永住しているとのこと。各自ミニカーを持っていて、これでどこへもOK.
広大なキャンプサイトは平坦で道路も整備され、キャンパーの停車地は指定されている。このように長い道路の両脇にキャンパー、キャラバンが停車する。こんな道路が6本もある。
サイトの奥にはこのきれいなプールがあり、私たちが着いた10月半ば過ぎではまだ泳いでいる人たちがいた。
子供用のプールは深さ40センチの表示。これなら親も安心だろう。
6本の道路の真ん中にはこのようなトイレ、シャワー、洗濯室、皿洗い室などの建物が2か所あり、最高450台は停まれる(実際は300台ほど)キャンパーの人たちの必要に応じている。
皿洗い室(2か所づつある)
6台の洗濯機ーー一回の使用料が5ユーロだから、タヴィラのサイトの3ユーロよりずっと高い。それで同室の洗濯
手洗いが大繁盛。
毎日こまめに洗濯も手洗いしていれば、シーツやタオル類を洗う時だけお金を払えばよい。手洗いもお湯がじゃんじゃん出て、すすぎも楽だから全然苦にならない。
サイトの2辺には個人所有らしいバンガロウが数十軒並んでいて、こんな場所で生活できればセキュリティもしっかりしているし、楽だろう。お金があればこのような生活ができる。
サイト真ん中のスポーツグラウンドでは毎日フランス人たちがボールゲームを楽しんでいる。
これも真ん中の公園と池、子供の遊び場もテント用の屋根付き広場もあり、全く今までタヴィラで不便を囲っていたのが信じられない。
こんな小型車が何台も走り回って、サイトのあらゆるメインテナンスに従事している。このサイトにはどれだけ多くのポルトガル人たちが働いているかわからない。このキャンプサイトのお陰で、カバナスの繁栄に影響しているなら素晴らしいことだと思う。
このカラフルなポルトガルの貸キャンパー、このところ数日やってきてあちこちでとまっている。小さな子供連れの若い夫婦が、ホリディーを楽しんでいるようだ。