Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

これが最後のキャンプ旅行―タヴィラの日本人

2018-11-22 21:45:34 | ポルトガル18-19

タヴィラのマーケットは毎月第3週目の土曜日に開かれる。

その2月のマーケットで、目の前で柿を買っている2人の女性が日本語で話していた。思わず日本人がタヴィラに居るなんてと声をかけてしまった。その場では姉妹でスエーデンから来ているとの話で、急いでイーメール・アドレスを交換して別れた。

4月に帰国する前に持ってきている日本語の本を彼女たちに上げようと、メールで連絡を取り、彼女たちのフラットへ訪ねて行った。

とってもきれいなゆったりしたフラットで、1時間おしゃべり。もっと早くから知り合っていたらいろいろな情報も交換できたのにと残念だった。

このフラットはスエーデン人のご主人と日本人のけいこさんの持ち家で、もう一軒タヴィラにお家を買ってあるという。もう30年も毎年9月から翌年の5月まで、温かいタヴィラで過ごし夏はスエーデンへ帰るという、理想的な生活をしている。

今年の9月にタヴィラへ移ったけいこさんからのメールでもう一人タヴィラに日本人が住んでいるとのこと。過去5年間、毎冬6か月づつタヴィラのキャンプサイトで過ごしていて日本人に出会ったことなどなかったのにと大いに驚いた。

 

 

そして昨日はキャンプサイトでとうとう日本人に会ってしまった。14年間ヨーロッパじゅうのキャンプサイトをまわりまわって、キャンプしている日本人には一度も会ったことがなかったのに・・・・。

まだ若い愛子さんはリュックを背負ってテントで寝ながら中国、フランス、スペイン、ポルトガルを一人で旅している勇気のある人。

今日11月22日は私の歯医者の予約があり、タヴィラへ行くついでに、けいこさんと愛子さんそれに斎藤さんとも皆でお昼を一緒にとの話はすぐに決まった。

昨年まで良く行ったポルトガルのレストランで日本人4人に二人のご亭主が食事とおしゃべり。

やっぱり日本語でおしゃべりできるのはいいですねー。

けいこさんご夫婦はクリスマスから新年はスエーデンに帰国し、斎藤さんは明日から出張で1月末までタヴィラへは帰れない。愛子さんは今夕キャンプサイトを発ち、ジブラルタルでヨットに乗り込んでカナリー諸島へ。こうして4人もタヴィラで会えたことは奇跡のようだ。

私たちも1月からどこに行くか判らない身なら、これが皆で会える最後の日だろう。

 

コメント
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