昔から傘が大好きで、きれいな傘を見ると無性に欲しくなる。そしてまた電車通勤していた時にどれほど多くの傘を電車内に忘れてなくしたことだろう。忘れてロンドンメインの忘れ物置き場へ取りに行っても絶対出てこないのが傘。一年に1回とかこれらの傘を競売するとのことだが、そんなインフォメーションは終わった後しか回ってこない。
夫婦二人の我が家には今現在この写真の傘のほかにキャンパーに4本、自家用車に2本常備してある。
娘夫婦が同居していた4か月間に、娘婿に貸した何本かの傘は一本も返ってこなかった。
この折り畳みの傘はリバティプリント、私の持っている中では一番高いものだけれど、特に欲しくて買ったものではない。
クリスマスプレゼントにリバティの100ポンド商品券を貰って使いきれずしぶしぶ買ったもの。
リバティプリントを知っている日本人女性ならすぐ ”リバティだね。”” と言ってくれるが英国人では知らない人が多い。
私の一番お気に入りのこの傘はドイツのドレスデン観光案内所で買ったもの。これをさして歩くと英国人中年以上の女性から声をかけられる。
今朝も雨の中バス停までこの傘をさして行ったら、バスを待って居た婦人が、すてきな傘ですねぇーと声をかけてきて一時雨のことや天気のことで話が弾んだ。
人種雑多のロンドンならではどんな人とも平気で会話ができるようになった。