Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

Holiday in Scotland-ハイランドカウ

2021-09-08 03:59:09 | 日記21

エイレイン湖で午前中を過ごした後、前日から予約していたハイランドカウを見に行った。

この農場は広大なもので農場の2人の女性が案内してくれる。

 

まずは生後2か月しか経っていない子牛、産後母牛が育児放棄したため、農場の一番近くで1頭だけ他から離されて、育てられている。まだおっぱいを飲ませてもらっている子牛でサイズも大きな犬くらい。ハイランドカウのミルクは濃すぎて人間の食用には適さないそうだ。

 

 

巨大な雄牛は立派な角をはやしていて何となくバッファローに似ているが性格はおとなしい。

 

 

この子牛は生後10か月、しっかり小さな角が生えてきている。母牛から離されていて離乳食のような穀類を食べていた。私たちが草をちぎって与えるとしっかりかみ砕いている。

 

人懐っこい子牛たちで、こうして触っても逃げない。こんな長い毛が顔を覆っているが蠅から目を保護しているためらしい。毛自身は見かけよりゴワゴワしている。

 

 

 

案内人の先導車の後ろに私達3台の車が連なり、広大な農場を行く。

柵に囲まれたたくさんの牛たち、年齢2-3歳と言う。そして雄、雌が分けられて飼育されているが、20頭ほどの雄の若ものたちは来週肉屋へ売られていくのだという。

 

 

 

 

ベジタリアンの娘は こんなかわいい動物を食べるなんて と嘆き、私やパトリックを暗に非難している。

 

 

 

農場の最奥に放たれた牝牛たちは、今妊娠中でそれも相当数が居た。私たちの姿を見て寄ってきた牝牛たちは、案内人が運んできた栄養のある穀類目当て、遠くの牛たちもゆっくり歩いてこちらへ向かってくる。

この農場には300頭以上のハイランドカウが飼われているという。

子牛は可愛くてペットにしたいけれど大きくなったら面倒見切れないだろうね。

 

 

最後に巨大な牛の角を見せてくださった。外側の角質と中のカルシウム?骨?が分かれて飛び出しかかった。けっこう重い角だった。

コメント
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