Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

Holiday in Scotland-帰宅の途

2021-09-10 04:56:39 | 日記21

8月30日月曜日は英国の祭日で土曜日から3日間の休日。そのためホリデーで帰宅する人たちも多いとは覚悟していたけれど、ハイランドのコッテージから娘宅まで約600マイル(960KM)14時間もかかった。

今まで素晴らしい良い天気が続いていたのが、打って変わってこの日はどんより暗い雲が立ち込め、霧雨のような雨が降っていた。それもスコットランドからロンドンまでほとんど切れ目なく曇り空。

朝9時出発。娘たちはこのスコットランドの前2週間南の島ジャージーでホリデーを過ごしたから荷物も多い。パトリックの大きな電動自家用車が荷物でぎっしり、屋根には自転車2台を載せてこれだけで電気を相当消耗するという。

 

こんなはげ山はこれから当分見ることはないだろう。

イギリスには山がなくウエールズにある山が連合王国2番目に高い山、最高峰はスコットランドのベン・ネビスで1344メータと言うから日本の3,4千メータなどの山とは比べ物にならないが緯度の高い冬山は決して馬鹿にできないという。

 

南下すると山も森や林が多くなってくる。

 

 

まだ8月末なのに牧草地の刈り取りや麦の収穫が始まっていた。

 

車が多いから訳もないのにあちこちで渋滞する。ひどいところは1車線になったり2車線になったりが3-4回も続いてその度に渋滞が起こる。

 

パトリックの電気自動車はあちこちで充電しないと帰ってゆけない。昼食と夕食は高速道路のサービスステーションで1時間近く、食事中に充電ステーションで高速で充電できる。もちろんお金を払わないといけないが、ガソリン代より安いし、電気自動車には道路税がかからない。ロンドン市内では排気ガスを規制するために、高いコンジェスチョンチャージと言うのがかかるが、これも電気自動車では払わない。

 

このようなテスラの充電所が高速道路のあちこちのサービスステーションに設置されていて、インターネットで次々探して、トイレ休憩などでも2-30分充電していた。それでトータル7-8回も停まっていたから14時間もかかったけれど、高速を走っているときはオートメが効いてハンドルに手を載せているだけだという。

私達のキャンパーではロンドン市内を縦断することはできないが、パトリックは最短距離をと言って真っすぐ南へ降りてきた。

高速道路では娘も交代で運転していたが、メインはパトリック、それでもあまり疲れなかったと言っていた。そして翌日からは仕事。ご苦労様でした。とっても楽しいホリデーでした。

コメント
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