バーデナス自然公園からパンプローナへ北上する途中にオリーテ城がある。町の環状道路からも見える大きな城で、セゴヴィアの素晴らしい城を見た後では大したことはないだろうと思ったが、お城の外壁を見ただけで圧倒された。
二人で4ユーロ(65歳以上の割引)で入場。キングのギャラリーとクイーンのギャラリーに感激しあちこちにょきにょき立っている塔のてっぺんまで登ったり下りたり。
この15世紀の城塞はナヴァラ地方では一番重要な城で場内の家具や装飾などは見られない。城塞は1387年から1425年までナヴァラの王であったチャールス3世によって建立された。以来16世紀初頭までチャールスの末裔の居城として栄えてきたが、それ以降は見捨てられ崩壊寸前の歴史をたどってきた。20世紀に入り修復され現在に至っている。
この地方の城塞はスペイン南部のムーアの影響を受けていないから、まったくヨーロッパのお城という感じがする。英国にもこのような城塞が見られる。
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