先週土曜日夜5時から近くの映画館でメトロポリタンのオペラを同時中継する予定、お昼間2時間半も昼寝をして夕飯用のおにぎりも持って、いそいそと出かけた。
ところがチケット売り場でいくら探してもない、え、どうしてないの? 今まで毎年4-5回は行っていたはず。このライブシネマは映画館でもインターネットでも宣伝しないから、知らない人は見に来ない。だんだん人が少なくなって、映画館も採算が合わなくなったのだろう。
仕方ないから2週間後の火曜日にロイヤルオペラハウス直送のマダムバタフライがあるというのでそのチケットを買って、がっかりして帰った。
その夜娘に言ったらすぐ 同じオペラを録画したのを、水曜日に見せているとのことで、ブロムリーの映画館ですぐ予約してもらった。
オペラはヴェルディの運命の力、恋人同士が父親の反対を押し切って結婚しようとするが、婚約者アルヴアロの持っていたガンを床に落としたところ、暴発し父親が亡くなる。主人公レオノーラに扮したノルウエー人のLise Davidson は大柄で美人、素晴らしい声で最後まで観客が拍手喝采だった。父親が最近売れている黒人のソロモン・ハワードその子供二人が白人なんていったいどんな人が考えたものか。
レオノーラの兄が敵討ちにと、まるで日本の侍ストーリー。舞台装置はいつも素晴らしく、ただストーリーが暗くて舞台も暗かった。終わっても夜寝ていてもあの素晴らしい音楽が頭から離れない。
4時間10分、終わってすぐに2週間後の土曜日にライブオペラのロミオとジュリエットのチケットを買ってきた。この日も観客は3人以上は見えなかったが、チケットを買っておけば上映してくれるだろうと思った。
今年は暖冬、通りのあちこちで桜が満開。
1週間おくれで我が家の桜の木の向かいの八重桜が咲きだした。
そして白の花も開花した。
この白い花の木下は花弁でいっぱい。花は咲きだしたばかりで散るまで行かないけれど、
そう、グリーンのインコが白の花をめがけて飛び回っている。彼らを見ていると一重の花には蜜があるらしく、八重の花には近寄らない。犯行現場を見つけた。!!!
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