中国の新年の祝いは、先週土曜日から始まり、いったいいつ終わるものやら。
ロンドンの中心部、トラファルガー広場とピカデリー、レスタースクエアーに近接したソーホーと呼ばれる中華街は此の新年のお祝いで、中国人ならずともあらゆる人種が行きかいものすごい人込み。
今日はマレーシア中国人9人と私の10人でソーホーのレストランで新年のごちそう(バンクェット)にあつまった。もう20年以上も前私が学んでいた陶芸クラスで親しくなったマレーシアのナースは、今から18年前に癌で亡くなった。その時看病していた彼女の友達や家族とも親しくなり、彼女が亡くなった後もいまだに親しく連絡してくれる。
マレーシアは回教の国であるため、アルコールをたしなむ人が少ない。10人も集まってもお茶で乾杯、食事が終わるまでひっきりなしにお茶が出た。
このバンクェットは10人で12コース・660ポンドと言われて、今まででは初めての豪華な食事。
まず始めは豚の骨付きスープ と いろいろな肉をスライスした盛り合わせ。
クラゲの味付け、写真を撮る前に半分取り分けられてしまった。
大皿いっぱいに盛り付けられた伊勢エビは味付きの衣で油で揚げたもの、これは今日のハイライトでとってもおいしかった。
ハスの葉に盛り付けて蒸した味付けご飯、これをたくさん食べると他が食べられなくて、余ったのは持ち帰りでいただいてきた。
麺の歯触りがとっても良かったヌードルDish.
巨大なシーバスをスチームしてソースをかけたもの。
ゆばと野菜をいためたもの。
エビとホタテをいためてあんかけにしたものをブロッコリーの上に載せてあった。このブロッコリーがとってもおいしかった。
骨付きポークの醤油味付け。
ローストチキン
メインコースの10種でもうたべきれない。
デザートは果物と、ぜんざい?まがい
甘い小豆の中に入っていたのがハスの実で、初めて食べた。とっても珍しいものだった。
こうしてみると日本人もマレーシア人も全然変わらず、私には英語、彼女たちは中国語で話していた。
また来年も呼んでくれるそうで、1年に1度の豪華な食事、ラッキー!!!
円卓を囲んでのお食事ですね。私は神戸の出身なのですが、神戸にはこんなお料理を出してくれる中華レストランが沢山あるので懐かしくお写真を拝見させていただきました。
フランスにも中華レストランは沢山あるのですが、最近はどこもかしこもセルフサービスのレストランばかり。多分、どこからか真空パックで調理済みのお料理が届くのでしょうね。どのレストランで食べても同じ料理で同じ味。決して不味くは無いのですが、かと言って特別に美味しくも無い。セルフでは無い所でもフランス式に前菜、メイン、デザートで、一コース何品なんてレストランにはお目にかかったことがありません。イギリスから帰る時にはフェリーを待つ間にポーツマスの中華に行くのですが、フランスの中華よりずっと日本の中華に近いです。
イギリスもフランス同様イライラすることが多いようなので、気分転換になって良かったですね。
今まで中華はよく食べていますが、こんなに豪華な食事ははじめて。3匹の伊勢海老が入ったお皿は今までで初めてです。カニによく似ていますが、ディープフライのエビやカニなど食べたことがありません。
来年まで話のタネになりそうです。
それにしても相変わらずのストライキ、娘も近所の女医さんも政府が悪いと言ってますが、ストライキもできない個人企業はいったい誰に文句を言ったらいいのでしょう。ブレックスイット以来ますます落ち目の英国です。
「いろいろなところを旅して歩いても一番最後に思い出すのは観光名所ではなくて、人々との出会いではないかと思います」に全く同感です。わたくしもかねてよりそれを感じていました。時間の経過とともにそして地獄行が近くなっている私は過去の旅行の記憶は薄れてきています。しかしその中でもご指摘のように「人々との出会いは」記憶に残り地獄の閻魔さんにも報告ができそうです。ただ私の場合、パックツアーであることに加えて語学痴のため人々との出会いは極度に少ないのです。しかしできるだけ現地の人々との出会いを心がけてきました。それが現在一番のわたくしの宝です。