スエーデンの中心に位置するダーラナ地方はスエーデン人にとっては心のふるさとであり、太古の昔に隕石が落ちてできたと言うシリアン湖の周辺には多くの有名な村や町が散らばっています。
ダーラナ地方に入ってくると道端に馬鹿でかい木製の馬ダーラヘスト(Dala Horse)が現れました。これはスエーデンのただひとつ伝統のあるおもちゃであり、スエーデンのシンボルでもあります。
私たちは湖の南岸にある小さな町レクサンドのキャンプサイトにやってきました。町のサイズに反比例するくらい大変大きなキャンプサイトです。
ほとんどが長期間滞在のスエーデン人家族のキャンパーや、テント、キャラバンで、夏休も有って子供たちがいたるところで遊びまわっています。
松林の中のキャンプサイトにキャンパーを停め、レクサンドの町まで歩いて30分、町はシリアン湖に流れ込む川で2分されインフォメーションの近くにいかにもスエーデンの田舎らしい木製の人形が有りました。
この町の一番の見ものは、北欧では珍しい黒いたまねぎ形のドームを持つレクサンド教会です。最古の部分は13世紀からとのことですが、夕方で教会も閉まっていて周囲の墓地を見ながら、湖畔の散歩道をキャンプサイトへ向かってそぞろ歩きをしていました。
途中で日本庭園があるというので覗いて見ますと、小さな灯篭と曲がりくねった池に小さな太鼓橋そして日本語と英語でこの庭園の出来た謂れが書いてありました。こんな片田舎のほとんど誰も来ないこの庭園ですが、手入れは行き届いていました。
8月初旬のこの中央スエーデンでは日暮れは9時ごろ、夕方の湖では水浴している家族や自転車を乗り回している子供たちでいたるところから歓声が上がっていました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます