Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ポルトガルの旅 (21)市場と落書き

2010-11-01 12:52:33 | キャンパーヨーロッパ 2010年





毎週水曜日の朝、町の中心の広場では青空市が開かれる。一週間前にここを通ったときは午後2時ごろ、ほとんどが閉まっていた。だから水曜日の朝は朝食後すぐにカメラと買い物袋を持って出かけた。この市場は土地の住民の食卓をうるわす為のもので、観光客用でないから、お土産品などは一切売っていない。メインはこの辺りで栽培した野菜で、ほとんど英国のスーパーで買えるものと変わらない。変わったものといえばこの土地の名産のアーモンドと乾燥いちぢく、両方ともこの土地のお菓子やデザートに使われる。





ポルトガルやスペインでは鱈は獲れないが、この国のナショナルディッシュといってよいほど、塩鱈が食される。スーパーでも小売店でもこの塩鱈の売り場は大きい、ここのマーケットでも数軒の塩鱈を売る屋台が出ていた。この塩鱈と豆類を煮込んだ料理がメインディシュで、乾燥豆の種類も多く、これも数軒屋台を開いている。





ソーセージやチーズの屋台も3軒在った。生ハムの塊を買ってきたが、これが塩辛くて、高血圧の亭主にはとっても無理、オリーヴの漬物店では味見をさせてくれたから、塩分の一番少ない黒オリーヴを買ってきた。








お菓子屋でこの珍しい樽様のものは何だと聞いたら中にアーモンドと蜂蜜が入っているという。一番小さなもので3ユーロ、かえって期待して切ってみたらやや固めのスポンジケーキだった。だがあまり甘くないのがいい。





翌日町の西側の探索に出かけた。相当大きな町で中心地から西は高層アパートから住宅地が広がり、まだ新しい立派な屋内プールやフットボールスタジアム、陸上トラック、スケートボードトラックなどが整然と並んでいてそれを取り巻く塀がグラフィーティ(落書き)でいっぱい。でもこれらのグラフィティを見た限りでは只の落書きではなくて芸術的なものが多く、落書き専門芸術家が描いたのではなかろうかと思った。





帰りに狭い路地に迷い込み、出た広場の教会の上にすばらしいコウノトリを見つけた。こんなに真近に写真が写せたのは初めて、興奮して撮ってるものだから、土地のおじさんがニコニコして通り過ぎた。



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