Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

今日はクリスマスイヴ

2023-12-24 21:39:13 | 日記

12月15日は我が娘の50歳の誕生日だった。彼女は16歳から非常に独立心旺盛で私たちと旅行も一緒に行かないし、クリスマスなど一家そろってお祝いするというのもまれだった。

それでこの50歳の誕生日、彼女はロンドン郊外のユースホステル1軒分を借り切り、2泊3日友達15人で大いに楽しんできた。

彼女の友達は20代の後半から30代にかけて結婚出産している人たちが多いから、子供たちも10代の終わりから20代の初めまで、それで子供たちやご主人の世話もなくて大いに2泊を楽しんだらしい。

私の時代とは本当に違うとちょっぴりうらやましい。

彼女の家には9月末にやってきたユクレイン( ウクライナ )の祖母と孫の二人が住んでいる。友達皆が彼らが来たことも知っているが、皆同じに、 えーまだ居るの!!! という。

戦争が終わるまで居るのだから、いつのことか分からない。7歳の男の子マックスは10月から近くの学校へ行きだしたから、英語もすぐ覚えるだろう。私より若いマックスのおばあさんはついこの間足首をひねって腫れがひどくてマツバ杖を突いて歩いていた。マックスのお母さんは癌で亡くなりお父さんはユクレイン(ウクライナ)で戦っている。

今年のクリスマスもたくさんの不幸な人たちがいる。戦争ほど無意味な不毛な世界はないのに。

つい数日前フランス在住の日本人の友達とNatural History Museum (自然博物館)へ行ってきた。この建物色違いの石を使って建てられた、英国一番美しい建築物だと思う。

中も同じようにベージュと青の石造り、天井にはクジラの骨が下がっている。もう学校のクリスマス休暇に入っているから、木曜日といえども家族連れで人々があふれていた。

この日行ったのは此の博物館で毎年行われる、Wild life Photographer of the year

野生世界の写真展で世界中のプロからアマチュアのカメラマンが出展していて、ここは有料だから子供連れの人たちは入らない。

もう10数年前初めてこの展覧会に来て、スノーフォックスが笑っているような写真に一目ぼれ。今でもこの写真(50X40cm)は我が家に飾ってある。2度目の時に日本人カメラマンの作品で満開の桜の中にニホンザルが座っている写真が気に入ったのに、けちな私ポスターも絵葉書も買わず、いまだに心残り。決して忘れられない写真だ。

今回は携帯で写している人たちが何人もいてたぶん悪いことだろうとは思ったが私もとっても好きな写真数枚写してきた。

この写真は深海のゴールデン・ホースシュウ・クラブでこの写真展で1位になったもの。フランス人カメラマンの写真で1メータX 1.5メータくらいに引き伸ばしてあったがそれでも少しのぼやけもなく、これぞプロの作品。古代からの生息動物で甲羅の模様が素晴らしい。

ここでとっても気に入ったのが、この氷の割れ目から覗いている水草の素晴らしい写真。

あと数枚あるが、やっぱり無断でここに挙げていると思うと気がとがめるからこれだけにしたい。

博物館の後ピカデリーサーカスへショッピング。サーカスと言うのは曲芸などのサーカスではなくて、周位から道路が集まってきていて十字路以上を指す。

トラファルガースクエアには今年もノルウエーから贈られた背の高いもみの木が飾られている。これは第2次世界大戦で英国がノルウエーを占領したドイツ軍と戦って勝利したことで、感謝からノルウエーはもう78年もみの木を送ってくる。

トラファルガー広場の毎年開かれるクリスマスフェアー、とっても素敵な飾り物などが多いけれど、断捨離したい私。何も買わないで眺めるだけ。

クリスマスイヴから明日のクリスマスは、娘の家で過ごす。クリスマスの朝皆でクリスマスツリーの下に置いてあるクリスマスプレゼントを開けるのが毎年の習慣、ジュードにマックスも楽しみにしているだろう。

 

 


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