アルガーヴはポルトガル南部の州でここタヴィラの塩田地帯は海鳥の宝庫、特筆はコウノトリとフラミンゴ
今日はこの2種の鳥たちをお見せしたい。
コウノトリは本来ならば地中海を超えてモロッコで越冬するはずが、ポルトガル南部も冬でも緑豊か、気候温暖(今年は違って寒い)でわざわざ地中海を横断することはないと考えたらしい。
高いところならどこにでも巣作りして夫婦仲良く天空を舞う。
この上のつがいのコウノトリはタヴィラで一番高い煙突に巣作り。もう何年も使われていない煙突だから心配ない。町の人たちも誰もコウノトリを見上げる事もないくらい永住している。
この日塩田散策へ出かけたらつがいのコウノトリ(英語名はストーク)が草むらでエサ探し。かれらは水辺よりも草原でカエルや蛇などを食することが多く、水に入って魚を食べているのは見たことがない。
まるで高層住宅の様に小枝やぼろを積み上げた巣に収まっている夫婦。一羽が巣ごもりし相手がエサ探しから帰ってくると必ずくちばしをカタカタ鳴らしお互いに巣の上で挨拶しあう。
コウノトリは上空で風に乗ってグラインディングする姿は優雅で、今回この写真が取れなかったのが残念。
教会の屋根に巣づくりしている夫婦。4月になっても寒い日が続くアルガーヴ地方。子育ても大変だろう。
塩田散策中に見つけたグループのフラミンゴ、彼らは臆病で近寄って写真は写せない。
近寄って見てもフラミンゴは余りかわいい顔をしていないし、あの大きな体を一本の足で立って眠るという特技を持つ。
塩田中ほどで20羽以上のフラミンゴを見つけ、近寄って行ったら、皆急いで後方へ移動。
安全地帯を確かめるとまたグループは頭を体に突っ込んでお昼寝に入る。
数日後また塩田の同じ場所で40-50羽のフラミンゴの群れを見た。今まで10年以上もこのあたりを見てきたが、こんなに多くを見たのは初めてだった。ポールが生きてたら大喜びしただろうに・・・・。
皆が昼寝の最中でも必ず見張り役が危険がないか歩き回っている。
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