最近ストライキが相次いでいる。
このところ毎週国鉄電車のストで、今週は月火,金土と4日も。又来週も1月になってからもと言っている。
そして今日は全国の病院で働くナースのストライキ、今までにない盛大なストで歴史に残るといわれているが・・・・19パーセントの賃上げ要求に対し国はそんな金はないと言っている。
おまけにクリスマス前の一番忙しい時期、郵便局がストをする。
クリスマスのプレゼントやクリスマスカードの遅配などいったいどうなることやら。
私は10月に日本のアマゾンで5冊の本を買い、船便で送ってもらっている。大体3か月で着くはずだったけれど、いつつくことか分からない。
コロナで過去2年間ロックダウンで通勤客は激減していた。国鉄電車の損失も大きかった。
病院はコロナで亡くなった人たち、特にナースやドクターも多かった。ナースやドクターは此の2年間身を粉にして働き、2020年には毎週金曜日に感謝の拍手をと首相官邸から国中の通りで夕方6時には拍手で感謝の念を表した。でも実際の給料はほとんど上がっていないそうだ。
だから今日だけでなくまた要求が通るまで何度もストにはいるらしい。
今日は娘の誕生日だった。1973年12月炭鉱夫のストに同調した電気会社のストで、丸1か月ほども電気がつかなかった。病院へだけは送電されていたが、お店も街灯も各家庭へも電気はなくて、午後3時過ぎると真っ暗になるお店では小さなランプをつけたり、家庭ではろうそくだった。
もちろん電気ストーブなど使えないし、当時はセントラルヒーティングも余りなかった。娘は12月15日生まれ、25日クリスマスの日に退院してきた。当時は親子10日の入院が普通だったが、そのころの日本では1か月も入院していた。
今思い出してもこの寒い12月をどうやって暖房していたものか思いだせない。若さは寒さも気にならなかったのだろう。
1973年3月に親の大反対を押して結婚した私たち、ハネムーンベィビーの娘はポールにとっては宝物であり、私たちが入院していた間中、日中はエンジニアー会社で働き、夜はミニキャブドライバーのアルバイトをしていた。そして毎晩電気のない真っ暗で寒い家へ帰ってきていた。
こうして毎日ストライキのニュースを聞くとあの頃のことが思い出されて、早く解決してほしいと心から思う。
娘さんのお誕生日おめでとうございます。
そして英国でのストライキ、
ちょうど今朝(12/16)にNHK国際ニュースで、
看護師たちが100年の歴史で初のスト決行。
との話題を見ました。
映像では「感謝の笑顔より賃上げを」の
スローガンだったと記憶しております。
御国の物価も高騰している様子。
日本の今も似たり寄ったり。
未来への不安は増すばかりです。
どうかご無事で。
では、また。
あらー、イギリスもストですか?ストの無いフランスはフランスでは無いと思ってずっと暮らしてきたスト慣れの私ですが、ストをして満足な回答を得られた所があると、我も我もと今までストをしていなかった所もストをするので困ります。
特に病院関係は人の命に関わるので困りますね。以前突然の激しい腹痛と嘔吐で救急病院に行ったのですけれど、病院に着いたら何とストに突入と。医者に診てはもらえましたけれど、看護師や受付のサービスは最低限で、大変な思いをしました。
コロナ、戦争、物価高、エネルギー危機、異常気象···悲観的な言葉が並んだ今年も残り僅かです。お元気で、楽しい年末年始をお過ごし下さい。
ナースのストライキは初めてですが、昔ポリスマンもストをしたことがあるそうで、考えられませんね。その時はコソ泥が急増したそうですぐスト解除になったとか。日本では1973年に電車の運転手がストをしたら、乗客が怒って、運転手を袋叩きにしたとのニュースが流れて、ポールなど日本人の乗客がうらやましいと言ってました。ストライキは働く人たちの権利といわれていますがこのストによってそれを利用している一般人が一番迷惑をこうむります。ナースのストによって予定していた手術がキャンセルになったところが多くやっぱり患者にしわ寄せが来ます。利用者を巻き込まない賃上げ要求などないのでしょうか?
1970年代は英国病といわれるくらいストが多くて国の経済は停滞していました。
サッチャー政権になってから、彼女の征圧によって労働組合が弱体化し、ストがなくなってきました。おかげで英国社会に活気が戻ってきたのもそのころです。
今またストが頻発して一般市民の生活を脅かしています。何とかならないものでしょうかねぇ