Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

再びポルトガルへートレドから北ヴァレンシアへ

2018-02-01 12:44:53 | 再びポルトガルへ2017-2018

スペインは3月25日からの夏時間で1時間時計を進めたので、朝7時でもまだ薄暗い。朝日が上ったのが7時半だった。今日はトレドからヴァレンシアを通って北のプソル(Puzol)の安いキャンプサイトへ行く。ここまでの距離が410Km、スペインは道路がよいから楽に行ける。

 

 

出がけにこの巨大なキャンパーの写真を写した。私たちのキャンパーの2倍近くありそう、そしてこのキャンパーがバルティック3国のリスエニアからで、いままで14年間ヨーロッパを巡り歩いてかの国からのキャンパーなんて初めて見た。おまけに小型車を牽引しているらしく近くにリスエニアナンバーの小型乗用車が停車していた。

 

 

 

今日の全行程はほとんど平野を行く。周囲は農場が地平線まで広がり、あちこちに白っぽい花が咲いている。

4月のこの時期カセーレスの北側だとサクランボのなる桜の木が満開で、どれほど咲いても日本のソメイヨシノのような派手さがない。それでこれらの花の木もサクランボの木だと思っていた。

 

 

 

途中で丘の上にたくさんの風車が立っているのを見かけた。図らずも私たちはラ・マンチャ地方を通り過ぎてゆくところだった。この地方はドン・キホーテの活躍した舞台になったところで、風車を巨人と間違えて戦いを挑んだストーリーはこのあたりらしい。

 

 

ラ・マンチャ地方を過ぎてまた平野の真っただ中、発電用風車がずらっと並んでいた。あいにくこの日は無風状態。一台も動いているものがなかった。

 

 

途中の道路わきの駐車場でコーヒーとクロワッサンのお昼にしたとき、大きな木一面の白い花は桜なのか? 今でもわからない。

 

線路わきの巨大な木は桜のように見えた。

 

 

このあたりの薄ピンクの花がアーモンドの花と分かったのは十分花を見た後だった。ポルトガルでは2月に満開のアーモンドの花が、このあたりでは4月に入ってからやっと満開になる。内陸は寒いのだろう。

 

 

真っ直ぐの県道を横切る羊の群れ、先頭には人はいないのに、ヒツジは自分の行き先が分かるらしく迷わず道路を横切って行った。

 

朝9時に出発して、昼食休憩もしてキャンプサイトについたのは午後の2時ころ、道路状態が良くて時速100-120㎞で走った。このプソルのキャンプサイトは海岸近くで、半数以上がスペイン人のキャラバンで常駐しているらしく子供たちが多い。私たちのような一泊のキャンパーやキャラバンはサイトの片隅に追いやられた格好だった。

久しぶりの晴天で海岸線をのんびり散歩。

 

砂浜は春の花盛り、夏にはこのあたりの人口が何十倍に膨れ上がることか?

 

 

 

 

ほとんど人気のない道を歩き回って、私たちのキャンピングサイトを通り過ぎて、同じ通りにもう一つあった巨大なバレンシア・キャンピングに行き着き、道を聞く有様。

 

 

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