Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

スエーデンキャンプ旅行ーRoad 50

2013-08-05 17:38:13 | 北欧キャンプ旅行 2013

 

サンズヴァル(Sundsvall)の北7kmの小さなキャンピングサイトは小さな湖にめんし、夕方の明るい光の下子供たちが湖で泳いで楽しんでいた。夕日が沈んだのは10時過ぎていたが空は12時でも明るかった。



夕方5時頃湖のほとりを散歩していたら、小さなかえるが飛び跳ねている。一匹ならず数匹見かけたから同時期に生まれた子供かそれともこのサイズの大人なのかもしれない。

翌朝も朝から雨でサイトを出て近くのショッピングセンターへ行ったものの、大して欲しいものも無くそのまま200kmも南下してしまった。

 


 

ソーデルハム(Soderhamn) からロードナンバー50を西に向かいティムロ(Timra)のサイトに停めた。ここも松林の中のサイトで湖のほとりだけれど午後から急激に晴れて西日が湖の向こうに輝きだした。夕日に照らされた景色は日中とは違った趣をかもし出す。夕日が沈む前の9時ごろサイトの周辺を散歩して写真を撮り、まだ明るい空に巨大な半月が出ているのを見つけた。考えて見れば白夜の北極圏内では月を見たことが一度も無かった。



10時ごろには空が激しく燃えたような夕焼けで明日はよい天気になるに違いない。



ティムロのサイトを出てメインロード50に乗ってすぐ広い農場にたくさんの白ビニールで包まれた牧草の塊が並んでいて、数日前に見かけた面白い牧草の塊を思い出した。
ヨーロッパの通りや、駅の線路脇などには大きな落書き(グラフィティと呼ぶ)が見られるが、スエーデンの田舎ではついに白ビニールのカバーにまでカラフルな落書きがして有った。あっけにとられて写真を写すのを忘れてしまったが、なかなかいいアイディアだと思った。

 

 

このロードナンバー50は見ものがたくさんあり、ユネスコ指定の18世紀の農家(当時の豪農)が保存されていたり、1846年この地域の信者1200人が教会指導者エリックジャンセンに引き連れられてアメリカ・イリノイスに移民しコロニーを作った。・・・などと面白い歴史がある。

 



ファルン(Falun)の町の入り口で道に迷いたどり着いた広大なスポーツグラウンドには、スキージャンプのスロープ2基、(これは確実に国際レースを行うのに使われるに違いない。)や野外プール、それにたくさんの人。一体何があるのだろうと行って見ると、何とこの地方のボーリング競技らしい。あの玉投げがこんなにたくさんの人達で競われているなんてと驚いてしまった。

 

 

この町の外れには銅を掘り出した坑道や、それに関連した建築物がユネスコに登録されていて、外側から見える部分だけカメラに収めてきた。如何してこんなものがユネスコになるのかが判らない。



最後にこの巨大な乾パンはスエーデンでしか見られない。クリスピーでダイエットにぴったりだけどこの大きなサイズを食べていたらダイエットになるかどうかは判らない。

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