Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

BBC Race Across the World-最終回

2024-06-01 23:33:06 | BBC Race

5月29日夜7週続いていた旅の番組が終わった。トータルで51日、ほとんど毎日バスや電車やフェリーで移動し、いろいろな国でアルバイトをして旅費を稼いだ5組のイギリス人たちが最終目的地インドネシアの首都ジャカルタから1400km東のバングサル(Bangsal)の島のまた小島ジリメノ(Gili Meno)で勝敗は?

Day 46  

カップルB が出発、彼らの残金は11% 二人でお金をセーブするため歩いて電車の駅へ向かう。

カップルAは12分後に出発、この親子はあちこちでアルバイトをしていたため、まだ15%の手持ちのお金を持っていた。それでホテルからバスで駅へ向かい、カップルが歩いて駅へ向かっているところも見てこのレースに勝つと確信する。

カップル は駅でカップルが電車でジャカルタから450Km離れたセメラング(Semerang)へ行くのを知って、800km離れたジャーバの港町スラバヤ(Surabaya)へ向かった。これで彼らの手持ちのお金は10%、まだフェリーを2回とタクシーやバスに乗らねばならぬ。

Day 47

25時間後に出発したカップルは手持ちのお金が6% 最終まで行けないと分かっているからジャカルタから220㎞のシリボンの郊外19KMにある塩田でアルバイト、炎天下で海水を蒸発させた塩を集め、袋詰め、かまどで塩を煮て精製する激しい仕事に従事した。それでやっと手持ちが4%

カップルはすっかり競争心をなくしてしまい、32時間後に出発。彼らは手持ちのお金は20%ももっていて、うまく使えばタクシーでカップル や を追いかけられただろうが、こんな時こそ年齢が邪魔する。競争よりも観光を主にしてタンクバン ペラク(Tangkuban Peraku)の火山地帯で、珍しい火口や途中の町のお祭りを見たりして、のんびり最終目的地へ向かった。

Day 48 

カップルB はジャーバからバスでメラング(Melang)へ、近くの町ジョディパン(Jodipan)で町のペンキ塗りのアルバイト、この町は350年間オランダの植民地だったが、独立後、スラム化していたのを、アーティストたちが町の家々をあらゆる色彩のペンキで塗ってレインボータウンに変えた。素晴らしい色彩豊かな街になった。

此の町でカップルはカップルが働いているところを見て、からかっていた。

Day49

カップル はケタパング(Ketapang)の港からフェリーでバリ島へ向かいすぐタクシーでパダングベイ(Padangbai)へ。

カップルA  も4時間後バリ島へ向かい同じくタクシーでパダングベイの港へ。

カップルBはフェリーで4時間のレムバック(Lembak)へそこからタクシーで50Km北の海岸バングサル(Bangsal)へむかった。ついたところはまだ夜中で最終のジリ(Gili Meno )の小島へ行くボートがない。

Day 50 

カップルA もタクシーで4時間後にバングサルへやってきたがまだ夜明け前、ボートショップが開いていない。

早朝ボートショップが開くと同時に2組はそれぞれのボートで競争。カップルB が先着し桟橋を走り、途中で重いリュックを置いて走りに走った。若い二人は海岸の波打ち際に設置されたテーブルのノートを開いて、一番だったことを知り抱き合って大喜び。

8分後にカップルAがやってきた。

カップルは24時間34分後に到着し、この時彼らの持ち金は1ポンド48ペンス トータルの残金では0.05%だった。

カップル は30時間20分後に到着し、残金100ポンド以上も持っていた。

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この番組が終わった1時間後、6か月後の5組のリーユニオン(再会)の番組があった。優勝したカップルB は賞金2万ポンド(4百万円)は 二人とも旅行に使うという。

特に20歳のアルフィは此の6か月で北欧から南米迄多くの国を旅をしてきて、今後はゆっくりタイとヴェトナムへ行きたいと言っている。

21歳のオーエンはマレーシアが気に入ってぜひ行きたいと言った。

カップルEは60代、イギリス人の年寄りは珍しい食べ物に拒否反応を示す。この62歳の男性はご飯と麺類には本当に飽きたと言っていた。

私の亡くなったポールもマレーシアやヴェトナムで同じことを言ってたのを覚えている。

此の5組のカップルは7か国でいろいろなアルバイトをし、いろいろな人たちと交流して、一般の人たちでは経験できないことを経験した。彼らにとっては必ずいい思い出とこれからの人生に役立つに違いない。

私が驚いたのは5組のカップルにそれぞれカメラマンと音響の二人づつが付いて51日間を録画していたこと。大変な苦労だっただろうと思う。特にこの人たち夜行バスや電車で20-30時間も旅していた。5組のカップルが目の前に目的ホテルが見えてくると重いリュックを被いたまま走り出す。カメラマンもやっぱりカメラを被いて一緒に走らなければならない。本当にたいへんな仕事だ。

私も昔はヒッチハイクやバックパックの旅で安いホテルや、ホステルを泊まり歩いたこともあったが、バスや電車で8時間以上の旅をしたことがない。

だからバスで30時間も揺られているなど、とっても体がもたないと思う。

韓国とインドネシアはまだ行ったことがない。この番組でインドネシアが素晴らしく良さそうなので一度行ってみたい。この番組が終わっていつか次が始まるまで楽しみが無くなった。


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