「ブラインド・フューリー」が、ふと観たくなったren.です。
調べてみたら、DVDが出てるんですね。でも、どうやら野沢那智さんの吹き替え版は、入っていないみたいですね。倉庫を探せば、テレビ放送を録ったテープがあるはずだけれど……。
● 「まんがサイエンス X」 ライフ&テクノロジー
あさりよしとお 学研
思えば、私が初めて親に買ってもらった漫画は、「ひみつシリーズ」……いわゆる「学研まんが」だったと思います。たしか「星と星座のひみつ」。
その後、私の人格形成には、必ず「ひみつシリーズ」は関わってきます。
例えば、私の宇宙の知識のベースは、ほとんどが「星と星座のひみつ」や「宇宙生活・スペースシャトルのひみつ」が基本。スペースシャトルについて考えると、今でも頭の中にはドン太君とみっちゃんが現れます(w
また、漫画の技術の下地も、「ひみつシリーズ」ではないのですが、学研まんがの「まんが かきかた入門」であることは間違いありません。なので、私が動物の絵を描くと、内山安二さんゆずりの絵になります(w
現在は、児童書のコーナーに行っても、あの輝く背表紙は見当たりません。相当する学習まんがも、目に付かないのが寂しいですね。
そんな「ひみつシリーズ」を正しく継承しているのが、あさりよしとお氏の描く「まんがサイエンス」。
あさりさんも「コロ助の科学質問箱」の影響があると、本書で話していますし、内山さんとの対談も果たしています。
現在も学研「5年・6年の科学」で連載中のこの漫画は、すでに20年続いている漫画。そのため、古い作品を読み返すと、懐かしい理論や技術を目にすることも。そういうものは、たいてい後に同じ話題を描き直していますけど。
10巻目に当たるこの「X」。
これに収録されているのも、実は最新の情報の載った作品ではなく、すでに5年以上たったものがほとんど。先日稼動を終了したマーズ・パスファインダーがメインの話があるほどですから。
まあ、話題としては、あまり年月の関係ないものばかりですけれど。
この巻で一番目を惹くのは、「初夢未来旅行」。
レギュラーキャラクター4人が、5年飛ばしほどで成長した姿を描き、この先の近未来に、どんな科学技術が実現しているのか、予想がなされています。
タイトルからすると夢なのかもしれませんが、最後のコマでは現実なのか夢なのか、どちらともいえない終わり方をしています。
この辺、あさりさんらしい虚構の描き方が入っているのかも。流石に「ワッハマン」のような展開にはならないでしょうが(w
最近の若い世代が、米の炊き方や日食の原理を知らなかったり、小学生が月の満ち欠けを知らなかったり、天動説を信じていたりするのは、こういった手に取りやすい「学習漫画」が少なくなってしまったことに、原因があるのではないかと思えます。
こういうところから、豆知識や雑学が得られ、何かを覚えるという欲求が生まれていくのだと思うのですけれど。
そういう知識がちょっとでもあったほうが、映画やニュースを観ていても、面白いんですけれどね。
とりあえず、SFアニメの好きな人は、「まんがサイエンスII」は必読ですね。これほど判りやすいロケットの教本は無いですから。
……ん?
> 最近の若い世代が、米の炊き方や……
あ、私も知らない!知らないことにしておく!!(w
調べてみたら、DVDが出てるんですね。でも、どうやら野沢那智さんの吹き替え版は、入っていないみたいですね。倉庫を探せば、テレビ放送を録ったテープがあるはずだけれど……。
● 「まんがサイエンス X」 ライフ&テクノロジー
あさりよしとお 学研
思えば、私が初めて親に買ってもらった漫画は、「ひみつシリーズ」……いわゆる「学研まんが」だったと思います。たしか「星と星座のひみつ」。
その後、私の人格形成には、必ず「ひみつシリーズ」は関わってきます。
例えば、私の宇宙の知識のベースは、ほとんどが「星と星座のひみつ」や「宇宙生活・スペースシャトルのひみつ」が基本。スペースシャトルについて考えると、今でも頭の中にはドン太君とみっちゃんが現れます(w
また、漫画の技術の下地も、「ひみつシリーズ」ではないのですが、学研まんがの「まんが かきかた入門」であることは間違いありません。なので、私が動物の絵を描くと、内山安二さんゆずりの絵になります(w
現在は、児童書のコーナーに行っても、あの輝く背表紙は見当たりません。相当する学習まんがも、目に付かないのが寂しいですね。
そんな「ひみつシリーズ」を正しく継承しているのが、あさりよしとお氏の描く「まんがサイエンス」。
あさりさんも「コロ助の科学質問箱」の影響があると、本書で話していますし、内山さんとの対談も果たしています。
現在も学研「5年・6年の科学」で連載中のこの漫画は、すでに20年続いている漫画。そのため、古い作品を読み返すと、懐かしい理論や技術を目にすることも。そういうものは、たいてい後に同じ話題を描き直していますけど。
10巻目に当たるこの「X」。
これに収録されているのも、実は最新の情報の載った作品ではなく、すでに5年以上たったものがほとんど。先日稼動を終了したマーズ・パスファインダーがメインの話があるほどですから。
まあ、話題としては、あまり年月の関係ないものばかりですけれど。
この巻で一番目を惹くのは、「初夢未来旅行」。
レギュラーキャラクター4人が、5年飛ばしほどで成長した姿を描き、この先の近未来に、どんな科学技術が実現しているのか、予想がなされています。
タイトルからすると夢なのかもしれませんが、最後のコマでは現実なのか夢なのか、どちらともいえない終わり方をしています。
この辺、あさりさんらしい虚構の描き方が入っているのかも。流石に「ワッハマン」のような展開にはならないでしょうが(w
最近の若い世代が、米の炊き方や日食の原理を知らなかったり、小学生が月の満ち欠けを知らなかったり、天動説を信じていたりするのは、こういった手に取りやすい「学習漫画」が少なくなってしまったことに、原因があるのではないかと思えます。
こういうところから、豆知識や雑学が得られ、何かを覚えるという欲求が生まれていくのだと思うのですけれど。
そういう知識がちょっとでもあったほうが、映画やニュースを観ていても、面白いんですけれどね。
とりあえず、SFアニメの好きな人は、「まんがサイエンスII」は必読ですね。これほど判りやすいロケットの教本は無いですから。
……ん?
> 最近の若い世代が、米の炊き方や……
あ、私も知らない!知らないことにしておく!!(w