希望屋 ~ren_ka ci=set~

twitterは @renka76139925 です。

ツーリング09 Day1

2009年08月13日 14時17分45秒 | └過去ツーリング
予定通り、夜半より雨の札幌から、ren.です。
天気の読みっぷりが、我ながらすばらしい(w

さて、ツーリングで撮った写真を、今年は別エントリとしてまとめて行きます。
まず、1日目からです。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/75/a5fe89fe3504f3aaef80c327a16adbc3.jpg
地図は愛用のルート検索サイト MapFanより。
旅の用意にお勧めです。

札幌の自宅を出発したのは朝6時ジャスト。
郊外に出た辺りから、視界200m程度の霧に巻かれてびしょぬれに。
すばらしい幸先です(w
途中のコンビニで厚着をして、厚田の展望台についたのは7時過ぎ。
積載崩れのチェックをして、ブログへ第一報。
浜益で4リットルだけ給油。

次のポイントである雄冬岬に到着した頃には、霧も上がって快晴に。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a4/9246c2ce9b0ad10fe7c1bc14aa679f69.jpg
白銀の滝。
雄冬岬は日本海に面した滝が特徴。
この辺りの海岸沿いにはいくつかの滝があるのですが、これが最大の滝です。

滝のまん前に……
   https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/49/b6ee63757c74b19f1cd91c453c83a5a7.jpg
やだ、怖い(w

そのまま海岸を進み、留萌に到着したのは8時半。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/54/f54b92c5e0dc4101ee68269b72afb90b.jpg
その昔、ニシンの大群(群来)に夕日が当たって黄金に輝いたことから、この名前がつきました。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b4/fd003877a8994aafca574a820694e1d1.jpg
カンラン石の岩場が広がります。
海の家で仕掛けを買うと、サワガニ釣りが楽しめます。

小平のホクレンで満タンに給油。
ここで最初のフラッグを貰いました。
今年は100円払うことでもらえます。

    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/95/96c917b374ed4e0294337d7708f0e876.jpg
小平の鰊番屋、旧花田家番屋。
ニシン漁で財をなして作られた屋敷です。
博物館になっており、0円マップを持っていると、無料で中を見学できます。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/72/51ab2cec3265ee44efa67fd85287589c.jpg
天井の高い立派な屋敷。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/a3/b615002879a8c896dd70c6db4f64c92a.jpg
網と浮き。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/cb/74b97f77095e7164ed10b8a8fe803b9e.jpg
ニシンを運んだ背負子。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/95/e3402e47e63c19e8729885711cd9df74.jpg
ニシン漁に使われた鰊舟の縮小レプリカ。

    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/b9/5a1591e76634b1d3f5d594c3996da03e.jpg
日本海を望む。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b1/266d9571889a340bdc5529318dbf3d0c.jpg
松浦武四郎も訪れた場所です。

早めの昼食に、名物・にしんそばをいただいて出発。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/cc/368f9c3cbc6e054a6e5e0ebf1313ff85.jpg
上平グリーンヒルの風車群。
39基の風車が立ち並びます。

途中、内陸側の古丹別へと入り、山道へ。
海沿いと違って暑い。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/80/969f86bfd6ca76bb8ad05fb9b13ece7f.jpg
「羆嵐」の名で小説・映画化された、三毛別羆事件の跡地へ。
ちょうど正午に到着しました。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/c0/2be7f8f7e98400e49cf40bb598c3ddcc.jpg
1915年12月9日~14日の6日間で、冬眠に失敗した飢餓熊が民家を襲い、開拓民7名(後遺症で後にさらに1人)が死亡、3名が重傷を負ったという、日本最大の熊害事件の現場が復元されています。
凄惨な事件のあらましは、ぜひWikipediaを参照してくださいな。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/8f/a616ba071538f5bf26024e6ef5a1f551.jpg
民家を襲う熊、通称"袈裟懸け"の実物大レプリカ。
身の丈2mを雄に超え、頭だけでも大型テレビ以上の大きさ。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/8c/efd4bfe69b3840100afafaff239edc3f.jpg
……下半身はありませんでした(w
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/48/f7c3646c9b983f4ec32f8d7de25104b2.jpg
内部は意外なほど小さく、狭い。
ここに10人が押し込められ、次々と熊に襲われたわけです。

帰ろうと思ったら……
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/ca/45a770fd0fee8db51a23bf1520e718eb.jpg
ぎゃあ!!出た!!……石の熊でした。
風景に溶け込みすぎだ(w

海沿いに戻り、羽幌へ。13時半に到着。
ここからは、天売・焼尻島に向かうフェリーが出ています。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/6b/236b724b01747097e769cdb7c6aeb1fb.jpg
天売島といえばオロロン鳥(ウミガラス)。
港には身長3mの巨大オロロン長が渡航者を見守ります。
しかし、この次の日にラジオで「今年のウミガラスの育雛は失敗、全滅」のニュースが。

さらに北上。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/7c/9dc9e8d98133775af9a568b954b3ecce.jpg
こういう風景は、道民としても感動できます。
道外者ならたまらんでしょうな。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/5e/466ce917a7386c587f02eb51184a3755.jpg
ひたすらまっすぐな国道232号線。

手塩から道道106号線へ。
ここはまっすぐな上に、外灯もガードレールも、起伏すら無い、見事な直線道路。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/63/297c8a57b729da7f93001f7536595007.jpg
行き先が空に吸い込まれそうです。

道すがらに、オトンルイ風力発電所が見えてきます。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/6d/28f039e2af4dbc4df181b36cab9588c3.jpg
ちょうどクレーン車によって、羽根の交換作業が行われていました。
特に見学ポイントも無いので、道には写真を撮るライダーがちらほら。
私もその一人ですが(w
「すごい風景だねぇ」と言葉を交わし、交流を楽しみます。

北緯45度記念碑。
北緯線のど真ん中です。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/79/9172587877288e31118c6f90bca7caa4.jpg
海の遠くにかすむのは利尻富士。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/30/7d04d70717318b8e165dd245160e832a.jpg
残念ながら、かすんでしか見えませんでした。
写真では裾野まで見えますが、肉眼だと白くかすんで、まるで水墨画。
これはこれで絶景。

稚咲内で曲がり、サロベツ原野へ。
到着は16時前。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/52/99fea9335ca86bef03c8ce17454a9a5d.jpg
100種以上の植物が生息する低湿地帯。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/4c/2cde6cb694b1d6e95796163227b465dd.jpg
地平線もゆがむその広大さは、エントリの最後にパノラマで載せておきます。

日も少しずつ傾きかけてきました。
一気に北上し、ノシャップ岬に向かいます。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f2/716a9e46365ddf8e80275816b60efcaa.jpg
到着は17時をまわった頃。
そろそろ日も落ちようというところでした。
    https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b1/08883f5a52719d5b2e60af634bf6b34f.jpg
野寒布灯台を背に、鏡像の夕日に向かって跳ねるイルカ君。

その日の泊地、稚内森林公園に着いたのは18時前。
この旅で一番きつい坂は、このキャンプ場へ上がる道でした(w
稚内港にある「副港市場」内の入浴施設「港の湯」でお風呂に入り、1日目の全行程は終了。

本日の総走行距離 377km。

では、サロベツ原野のパノラマ写真をご覧ください。
横にスクロールします。
広角レンズのため、地平線は逆にゆがんで見えますよ。
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/74/0e3814ac29ad2c6b433c1638481b4619.jpg

Day2に続く。
コメント
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