どうも、ren.です。
買い物に出かけたときのこと。
信号手前の右車線に、右ウィンカーを出して止まっている車が一台。
私も右折するつもりだったので後ろにつきました。
ところが、青になっても一向に動かない。
おかしいと思ったら、右側の駐車場にはいるため、客待ちに長く止まっていたバスが動くのを待っていただけだったとさ。
おかげで青信号をひとつ過ごしてしまったよ。
さて、昨夜はF1モナコGPでした。
まず最初に特筆しなければいけないのは、やはり可夢偉。
1ストップ作戦が功を奏し、5位フィニッシュ!
自己の順位記録だけでなく、モナコでの日本人最高位も更新しました。
途中、スーティルをパスした際の接触が審議になったようですが、戒告処分で済んだようですね。
しかも、ファイナルラップのヌーベルシケインでウェバーに抜かれるまでは、4位を長くキープ。
あとわずかといったところでの5位転落は残念でしたが、それまでは去年のモナコマイスターであるウェバーを押さえ込み、さらにはその後ろを猛追していたハミルトンを辛くも下してのゴールですから、値千金の5位。
ウェバーも強引に抜いたのは、シケインに押し出してレギュレーション的に道を譲らざるを得なくした、意地悪な作戦だったんじゃなかろうかしら(w
それにしても、ウェバーを押さえていたときの地上波中継。
ここぞとばかりに「絶対抜けないモンテカルロ」のフレーズを使ってましたね。
三宅アナも、こんなに後世に残る名文句になるとは思っていなかっただろうな(w
次に、我らがウィリアムズ。
ついにバリチェロが9位に入賞し、今期初のポイントゲット!
しかし、6位を走行していたマルドナドが、残り6周というところで、こちらもハミルトンと接触、弾き飛ばされウォールに激突。
そのままリタイヤするはめになったため、ひとつ順位が上がったというのが、なんとも皮肉。
それがなければ6・10位でダブル入賞だったのに。
まあ、ここはまず、ポイントを喜びましょう。
件のハミルトン。
モナコはセオリーが違うためそう目に映ったのか、なんだかとても荒れた走りをしていたように見えます。
まあ、ミハエルもやんちゃな走りをしてましたけど、それ以上(w
事実、ミハエル、マッサ、アルグエルスアリ、そしてマルドナドと4度の接触をしています。
マッサとマルドナドの件は審議対象となり、前者はピットスルー、後者はレース後に20秒加算と、それぞれペナルティーが科されました。
これに対して、本人は激怒しているようですが、観ていたこちらからすると納得のペナでしたがね。
▼ルイス・ハミルトン、レース後の20秒加算ペナルティに怒り爆発 (F1Gate.com)
さらにいえば、アルグエルスアリとの接触は、パンクしたスーティルのスローダウンが原因とはいえ、結果として多重クラッシュとなり、巻き込まれたペトロフがウォールに激突してしまいました。
結果、残り7周を残して赤旗中断。
ペトロフは病院に運ばれましたが、幸い怪我や後遺症はないようです。
なお、タイムは加算されましたが、7位のスーティルとの差が大きかったので最終順位は6位のまま。
というわけで、話題の多い今年のモナコですが、上位争いも熱かった!
1番手を1ストップのベッテルが疾走するも、タイムが伸び悩む。
2番手を2ストップのアロンソが猛追。
3番手に3ストップのバトンが、1周あたりにベッテルとの差を2秒前後縮めるすごい勢いで追いすがる。
終盤はこのコンボイ走行が、まるで1尾の蛇のようにモンテカルロを走り抜けていきました。
そして上述の多重クラッシュが、3台のすぐ前方で発生!
ここをまた、雲海を縫う竜のごとく、3台が見事に走り抜けて、全車ノーダメージ!!
ヒヤッとか、ドキッとか、そういうレベルを超えて、ドーパミンがドパーッと出ましたよ(w
そこで赤旗中断。
去年までなら75%ルールでレースが成立し、レース終了となりますが、トラック処理が終わり次第再スタートとのこと。
「結局、ベッテルが優勝かぁ。でもま、可夢偉が4位だっ。」と、一瞬思いました。
つか、終わってくれれば可夢偉とマルドナドは……orz
ともかく、中断中にタイヤ交換を含めたマシンのメンテナンスが行われ、再スタート。
前にトップ3のバトル、その後ろに可夢偉の4位を賭けたバトルと、なんとも贅沢な状態。
ある意味、'92年のセナvsマンセルにも匹敵します。
可夢偉は抜かれてしまいましたが、トップ3はそのままゴール。
結果として、ベッテル強すぎです(w
モンテカルロは抜くに難しな上に、コーナーが多くスピードが出せないドライバーサーキットですから、実力ということですけどね。
その他の結果はこちらで。
次回は再来週のカナダGP。