リラ冷えの北海道から、ren.です。
十勝の高所では雪が降るという寒波に見舞われていますが、札幌も氷雨で冷え込んでいます。
押入れにしまった毛布を、また出さなきゃいけないかなぁ。
● 「カラフルビーム 竹本泉イラスト集」 竹本泉/ビームコミックス
「イーナスコレクション」以来、11年ぶり6冊目(てきぱき設定集含む)の画集。
コミックビームで連載した「てきぱきワーキン・ラブ」から「シンリャクモノデ」までのカラーイラストを収録。
見開きから細かなカットまで150ページ以上にびっしりです。
でもま、仕方ないけれど、どんどん高くなって、ついに3千円オーバーか……。
とまれ、つまりデジタル導入の前後のカラーイラストということになります。
あまり違いを感じないのは、それだけ画材としてのデジタルを使いこなしているということでしょうかね。
まあ、FM TOWNS時代から趣味でのデジタル作画は経験してますしね。
ただ、主線だけはデジタルで、それをプリント出力したものにアナログ画材で着色というスタイルが、一番ぴったりの様子ですね。
確かに、水彩に近い色合いは、竹本さんの特色ですからね。
でも、いつかフルデジタルのイラストも見たいなぁ。
ちなみに内表紙に竹本さんが使っている画材が並べられていますが、カラーインクが多いんだな。
そして、一番左にあるのはぺんてるの修正ペンか。
私はToo.のコピックオペークホワイトを使ってたなぁ。
各イラストには今までどおり、竹本さん自身によるキャプションあり。
「浜辺には必ず崖を書くのが癖」と書いていますが、そういえばそうだな。
竹本サンっぽい背景を描くときの参考にしよう(w
そして、崖の岩肌や道の敷石なんかの表現は「パレットナイフで絵の具をこすり付けている」というのにはびっくりしました。
メディウムかモデリングペーストを使っているのだと思っていましたよ。
でも、思い返せば私も学生時代の絵で、ガッシュを盛り上げて同じようなことやってたわ(w
「あかねこの悪魔」のポストカードが封入されていました。
これは店舗別のサービスじゃなく、初回特典だったのか。