十五夜の月が見える札幌から、ren.です。
夕方から雨が降り始めたので見られないかと思ったけど、一安心。
さて、今日はこちらを見てまいりましたよ。
道立近代美術館にて開催されている「ゴジラ展」。
歴代ゴジラ映画のデザイン画や指示書などの紙媒体資料を中心に、プロップ、着ぐるみなどが多数展示されています。
まあ、ファンなら本などで見たことのあるモノも多いですが、気づいたら2時間も経ってたよ(w
やっぱり、実物・本物の魅力には勝てない。
個人的には初代「ゴジラ」のラストシーンで芹沢博士がかぶっていた潜水ヘルメットの実物に震えましたわ。
意外に小さいんだなぁ。
その隣には、もちろんオキシジェン・デストロイヤーがありました。
着ぐるみでは、「大怪獣総攻撃」のキングギドラの、うろこの美しさがすごい。
ところどころ鳥の羽根が混じってたんだね。
あと、「ファイナルウォーズ」のガイガンって、作中だとなんだか貧弱なイメージがあったんだけれど、着ぐるみを実際に見たら、むしろ少年体形でかわいいね(w
「vsメカゴジラ」のガルーダは、合体さえしなければ、むちゃくちゃかっこいいのに……。
紙資料の中にはゴジラ以外の東宝特撮作品のものも見受けられました。
それにしても、ドリーム・プラネット・ジャパンの所蔵品が多かったなぁ。
むしろ東宝の所蔵品よりも多かった気がする。
この会社は、特技担当だけでなく、資料管理もしているのか(w
あとは、東京タワーの設計図が「ガメラ」からの流用なので、署名がみんな"大映ガメラ」になっていましたよ。
説明書きにも経緯が書かれていましたが、そこにはっきりとは作品は書かれていないのに(w
入り口ではデスゴジがお出迎え。
展示場内は当然、写真撮影禁止ですが、出入り口の展示は撮影OKになっています。
出口にはファイナルゴジラの着ぐるみと一緒に、ホリゾント撮影できるブースも。
私は外から撮っただけ(w
出口を出て戻り、美術館のチケット売り場からすぐに会場に入ると見落としてしまう、入場口隣には……
おっと、この東京駅の壊れ方は……と、後ろを振り返ると
いらっしゃったぁーっ!
というか、展示ではほぼ触れられていない「シン・ゴジラ」。
お金を払わなくても見られる場所(美術館のロビー)にいるんだから、なんというサービス精神(w
全身を撮ろうとすると床すれすれまで伏せないとフレームに入らないほどでかい。
向かって右は物販。
シン・ゴジラクッキーとかシン・ゴジラ饅頭とか、エヴァ・コラボグッズばかりなので、結局何も買わんかったよ。
ご尊顔。
イベント展示用モデルですが、顔つきに笑顔はなし(w
でも、じっと見てると、だんだんかわいく感じてくる不思議。
うん、まあ、撮るわな(w
このアングルがお気に入り。
いい具合に偶然、背景が白く飛んだのもかっこいいね(自画自賛)。
ちなみに、この後ろには撮影に使われたアニマトロニクス・ヘッドがあったのですが、こちらは撮影禁止になっていました。
表情を動かすためにエアを送り込む装置が繋がってましたが、ここでは動かさないんだろうな。
紙資料系は流してみても、かなりのボリュームがありますし、プロップにも目の前50cmくらいでまじまじ眺められる展示方法ですから、大人から子供までディープなファンからニュービーまで広く楽しめる展覧会だと思います。
特に「東京SOS」に関しては、かなりのスペースをとって特集しているので、平成ファンはより満足できるかと。
三式機龍の着ぐるみも間近で見られるぞ。
終盤には開田裕治さんなどの怪獣絵師のコーナーや、フィギュア原型なんかもあるので、そちらも楽しいです。
こぼれ話。
ちょうど私と同じ様なペースで見ている大学生らしい4人組。
一番年上の先輩らしき方が、得意げに説明している。
「ゴジラの着ぐるみはなー、映画で元取れなかったからか、"ウルトラマンタロウ"にも出ててなー。なんでお前、こんなところに出とんのやーって思ったなー」
「へー!さすが詳しいっすねー!」
……お、おぅ(w