どうも、ren.です。
週末降り続いた雨が上がったら、家の周囲でも夏鳥の声が聞こえ始めました。
ここから暖かくなりそうね。
さて、昨夜はイモラでのエミリア・ロマーニャGP決勝でした。
予選やレコノサンスラップでも話題は満載でしたが、今回の話題はなんといってもボッタスとラッセルの接触クラッシュでしょうね。
結晶直前の雨で終始ウェットコンディション。
走行ラインだけがかろうじて乾いている状態。
今回のレースでは快調のウィリアムズ。
ラッセルがペースの上がらないボッタスを抜きにかかります。
しかしボッタスは乾いたラインを守ったため、ラッセルはウェットラインを走らざるを得なくなり、路肩の白線でスリップ。
横向きになったラッセルのマシンが真横のボッタスのマシンと絡み、部品や路肩のスチロールボードをバラまきながらタンブレロに突っ込んで両者ともリタイヤ。
マシンを降りたラッセルは「押し出した」とボッタスに詰め寄る。
それを見たボッタスは「100%ラッセルが悪い」と中指を立てる。
その態度にラッセルはボッタスのヘルメットを平手打ち。
ちなみにトトは当然ボッタスを擁護し、ラッセルを批判しながらも「どちらかが100%悪いなんてことは世の中にはない」と言ってます(w
まあ、最初はボッタスが押し出したように見えましたし、何よりペースが遅すぎてトラブっているのかと思ったほどでした。
去年、メルセデスに乗ったラッセルがボッタスを下すシーンもあったし、因縁めいたものでもあるのかとも。
でも、冷静になって見直すと、確かにボッタスも乾いたラインを走らざるを得ないし、タンブレロ手前の高速域でウェットラインを走ってパスさせることも難しい。
ラッセルも、抜ける状況だったとはいえ、狭いライン内で競り合えるかといえば難しい。
状況が悪かったとしか言いようのない、レーシングインシデントですかね。
実際、審議でもおとがめなしの結果になりました。
予選ではクラッシュを喫した角田。
最後尾から一時は9位まで順位を上げます。
しかし、ボッタス・ラッセルの事故の後、赤旗明けの再スタートでスピン。
13位フィニッシュでしたが、ライコネンに+30秒ペナルティが加えられたため、結果は12位。
まあ、1戦1戦、経験を増やして強くなっていってほしい。
……とはいえ、やっぱりレースでミスを見るのは心苦しいですなぁ(w
優勝はフェルスタッペン。
20秒以上の余裕はあるとはいえ、後ろにハミルトンがいると、たとえ不調でもハラハラする(w
イモラでホンダの名前が優勝するのは1991年のマクラーレン/セナ以来、ちょうど30年という節目(?)。
撤退の今年、ひとつ足跡を残しました。
3位はノリス。DotDも獲得。