風邪を引いたren.です。
私の平熱は35.7ほどなので、36.5度でも、結構つらかったりします。
たいていひどい片頭痛を呼ぶので、ケロっちゃう。
……今年に入って、何度目の嘔吐だろ(汚
では、MRTの初レースのレポート。
後編をどうぞ。
麻帆良レーシングの野望 1年目第1戦 オーストラリアGP本戦
feat. F1 GRAND PRIX 1996 チーム運営シミュレーション
明けて、本戦当日の3月10日。
昨日以上に気温の上がっているアルバートパーク。
鈴子君の言うタレとは、タイヤのダメージである。
F1カーのタイヤは大変軟らかく、路面との摩擦により融けることでグリップを得る。
路面温度が高ければ、それだけタイヤの消費は早くなるのだ。
ちなみにこの頃は、グッドイヤーのワンメーク時代。
作戦は2台で別にした
1st.ドライバーである亜久里は、体力(B)を見込んで1ストップ作戦。
標準の硬さであるCタイヤを履かせて、半数分のガソリンを積む。
2nd.ドライバーのグージェルミンは2ストップ作戦。
これは、ピットクルーの経験のためでもある。
柔らかいDタイヤ(予選でも仕様)を履かせ、19周分のガソリンを入れた。
ガソリンの量はそのまま車体の重さとなる。
たくさん入れればそれだけ車は遅くなるのは当然の話。
しかし、消費すれば車体は軽くなり、より多く積んでいる車より早くなる。
これをフューエルエフェクトといい、なるべくギリギリの燃料で走れるようにするのは、戦略の基礎の基礎でもある。
メカ主任 「ガス欠で止まったドラバーも多いですよね」
オーナー「セナですら、そういうことがあったからね」
メカ主任 「逆に'07年のカナダGPで、ハイドフェルドは見事でしたね」
オーナー「チェッカー直後にガス欠だものなぁ」
現地時間、午後2時。
監督「まずは完走が目的だ。無理はしないでくれ」
……とドライバーには伝えつつ、まさかの上位ランキン入りを一番期待しているのは、誰あろうこの私だ。
フォーメーションラップを終えた各マシンが、グリッドにつく。
赤シグナルが点っていく。
緑シグナルとともに、我がMRTの初本番が始まった!
8周目、ベネトンのジャン・アレジがエンジントラブルでリタイヤ。
9周目、マクラーレンのミカ・ハッキネンがギアトラブルでリタイヤ。
11周目、アロウズのリカルド・ロセットが接触でウィングを破損、リタイヤ。
監督「マウリシオ、次の周に入ってくれ」
18周目、2号車のグージェルミンにピットの指示。
19周目に、21位でピット入り。
Dタイヤを交換、19周分の燃料を積む。
ピットストップタイムは……14.71秒。
給油時間よりも、タイヤ交換に手間取っているのは問題だ。
20周目ヨス・フェルスタッペンがリタイヤし、アロウズは店じまい。
23周目、ミナルディのペドロ・ラミーがエンジンブローでリタイヤ。
25周目、フォルティのルカ・バドエルがギアトラブルでリタイヤ。
28周目、14位走行中の1号車、亜久里のマシンを予定通りピットに入れた。
Cタイヤを交換、残り周回分のガソリンを入れ、やはり14.58秒という長い停車タイムで、再びレースに送り出した……
その直後、事件は起こった。
グージェルミン「エレクトロニクス系がおかしい!」
無線を聞いて、あわててテレメトリー(マシン状況のモニター)を確認する。
電装系とは、車の機能をプログラムで電気的に制御する箇所。
今回のマシン開発で、特に力を入れていた場所だったのだが……。
致命的な故障ではないが、リタイヤも視野に入れておかねばならないか。
35周目、アンドレア・モンタミーニがリタイヤし、フォルティが消えた。
38周目、レース最後尾17位でグージェルミンが2回目のピット。
グージェルミン「何とか、完走は出来ると思う」
ピットタイムは14.40秒。
55周目、リジェのペドロ・ディニスがエンジントラブルでストップ。
そして…… フェラーリのミハエル・シューマッハが58周を終了。
我々の初レースが終了した。
1年目 rd.1 オーストラリアGP 結果
1 ミハエルシューマッハ (フェラーリ)
2 デーモン・ヒル (ウィリアムズ)
3 ジャック・ビルヌーブ (ウィリアムズ)
4 ゲルハルト・ベルガー (ベネトン)
5 デビット・クルサード (マクラーレン)
6 ルーベンス・バリチェロ (ジョーダン)
----------------------------------------
17 鈴木亜久里 (麻帆良レーシング)
18 マウリシオ・グージェルミン (麻帆良レーシング)
完走18台。リタイヤ8台。
やった!最後尾とはいえ、2台とも完走だ!!
メカ主任 「やりましたね」
オーナー「……初出場で両車完走か」
メカ主任 「結構話題になるんじゃないでしょうかね」
オーナー「よし、今年の目標は、全レース、全車完走……だな」
メカ主任 「調子良すぎじゃないですか?」
オーナー「だからこそ、君にがんばってもらわなきゃな」
メカ主任 「……やっぱり、協力してもらおうかなぁ」
オーナー「誰に?ねぇ、誰に?」
なお、2号車はトラブルにより大きく修理が必要となった。
※このゲームでは、ライセンスの都合上、数人が実名ではありません。
そのため、ビルヌーブはこのように"J・ビクトリー"と表示されます。
修理も含めて、マシンはさらに突き詰めていかないだろう。
次戦はブラジルGP。
私の平熱は35.7ほどなので、36.5度でも、結構つらかったりします。
たいていひどい片頭痛を呼ぶので、ケロっちゃう。
……今年に入って、何度目の嘔吐だろ(汚
では、MRTの初レースのレポート。
後編をどうぞ。
麻帆良レーシングの野望 1年目第1戦 オーストラリアGP本戦
feat. F1 GRAND PRIX 1996 チーム運営シミュレーション
明けて、本戦当日の3月10日。
昨日以上に気温の上がっているアルバートパーク。
鈴子君の言うタレとは、タイヤのダメージである。
F1カーのタイヤは大変軟らかく、路面との摩擦により融けることでグリップを得る。
路面温度が高ければ、それだけタイヤの消費は早くなるのだ。
ちなみにこの頃は、グッドイヤーのワンメーク時代。
作戦は2台で別にした
1st.ドライバーである亜久里は、体力(B)を見込んで1ストップ作戦。
標準の硬さであるCタイヤを履かせて、半数分のガソリンを積む。
2nd.ドライバーのグージェルミンは2ストップ作戦。
これは、ピットクルーの経験のためでもある。
柔らかいDタイヤ(予選でも仕様)を履かせ、19周分のガソリンを入れた。
ガソリンの量はそのまま車体の重さとなる。
たくさん入れればそれだけ車は遅くなるのは当然の話。
しかし、消費すれば車体は軽くなり、より多く積んでいる車より早くなる。
これをフューエルエフェクトといい、なるべくギリギリの燃料で走れるようにするのは、戦略の基礎の基礎でもある。
メカ主任 「ガス欠で止まったドラバーも多いですよね」
オーナー「セナですら、そういうことがあったからね」
メカ主任 「逆に'07年のカナダGPで、ハイドフェルドは見事でしたね」
オーナー「チェッカー直後にガス欠だものなぁ」
現地時間、午後2時。
監督「まずは完走が目的だ。無理はしないでくれ」
……とドライバーには伝えつつ、まさかの上位ランキン入りを一番期待しているのは、誰あろうこの私だ。
フォーメーションラップを終えた各マシンが、グリッドにつく。
赤シグナルが点っていく。
緑シグナルとともに、我がMRTの初本番が始まった!
8周目、ベネトンのジャン・アレジがエンジントラブルでリタイヤ。
9周目、マクラーレンのミカ・ハッキネンがギアトラブルでリタイヤ。
11周目、アロウズのリカルド・ロセットが接触でウィングを破損、リタイヤ。
監督「マウリシオ、次の周に入ってくれ」
18周目、2号車のグージェルミンにピットの指示。
19周目に、21位でピット入り。
Dタイヤを交換、19周分の燃料を積む。
ピットストップタイムは……14.71秒。
給油時間よりも、タイヤ交換に手間取っているのは問題だ。
20周目ヨス・フェルスタッペンがリタイヤし、アロウズは店じまい。
23周目、ミナルディのペドロ・ラミーがエンジンブローでリタイヤ。
25周目、フォルティのルカ・バドエルがギアトラブルでリタイヤ。
28周目、14位走行中の1号車、亜久里のマシンを予定通りピットに入れた。
Cタイヤを交換、残り周回分のガソリンを入れ、やはり14.58秒という長い停車タイムで、再びレースに送り出した……
その直後、事件は起こった。
グージェルミン「エレクトロニクス系がおかしい!」
無線を聞いて、あわててテレメトリー(マシン状況のモニター)を確認する。
電装系とは、車の機能をプログラムで電気的に制御する箇所。
今回のマシン開発で、特に力を入れていた場所だったのだが……。
致命的な故障ではないが、リタイヤも視野に入れておかねばならないか。
35周目、アンドレア・モンタミーニがリタイヤし、フォルティが消えた。
38周目、レース最後尾17位でグージェルミンが2回目のピット。
グージェルミン「何とか、完走は出来ると思う」
ピットタイムは14.40秒。
55周目、リジェのペドロ・ディニスがエンジントラブルでストップ。
そして…… フェラーリのミハエル・シューマッハが58周を終了。
我々の初レースが終了した。
1年目 rd.1 オーストラリアGP 結果
1 ミハエルシューマッハ (フェラーリ)
2 デーモン・ヒル (ウィリアムズ)
3 ジャック・ビルヌーブ (ウィリアムズ)
4 ゲルハルト・ベルガー (ベネトン)
5 デビット・クルサード (マクラーレン)
6 ルーベンス・バリチェロ (ジョーダン)
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17 鈴木亜久里 (麻帆良レーシング)
18 マウリシオ・グージェルミン (麻帆良レーシング)
完走18台。リタイヤ8台。
やった!最後尾とはいえ、2台とも完走だ!!
メカ主任 「やりましたね」
オーナー「……初出場で両車完走か」
メカ主任 「結構話題になるんじゃないでしょうかね」
オーナー「よし、今年の目標は、全レース、全車完走……だな」
メカ主任 「調子良すぎじゃないですか?」
オーナー「だからこそ、君にがんばってもらわなきゃな」
メカ主任 「……やっぱり、協力してもらおうかなぁ」
オーナー「誰に?ねぇ、誰に?」
なお、2号車はトラブルにより大きく修理が必要となった。
※このゲームでは、ライセンスの都合上、数人が実名ではありません。
そのため、ビルヌーブはこのように"J・ビクトリー"と表示されます。
修理も含めて、マシンはさらに突き詰めていかないだろう。
次戦はブラジルGP。
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