毎日天気の話で申し訳ないけれど、もうちょっとで夏日だった札幌から、ren.です。
明日も天気がいいようなので、いよいよ春という感じですよ。
まあ、この季節は寒暖の差が激しいので、またすぐに冷え込むオチが待ってるかもしれないけれど(w
さて、昨夜はモナコGP決勝でした。
やっぱりモナコの風景は、観ているだけで心躍りますね。
レース内容は、波乱に継ぐ波乱で、ひと時も目を離すことが出来ませんでした。
まず、スタート直後のトップ集団の争い。
ベッテルがクビサを交わして2位、ウェバーの後ろにつけてレッドブル1-2体勢に。
しかし、ヒュルケンベルグがトンネルでクラッシュして、1周目からSC導入。
どうやらクラッチトラブルからコントロールを失ったとのこと。
その事故処理中にバトンがマシンから煙を噴き停止。
エンジントラブル……と思ったら、原因は"ラジエータに冷却用カバーを付けたまま走っていた"という人的ミスだったそうで、なんともはやポイント的にももったいないレースとなってしまいました。
FP3でクラッシュしたためピットスタートだったアロンソは、ここでタイヤ交換。
その後、ヌーベルシケインで怒涛のパス祭り。
アウトから、インから、自在に順位を上げその後のピットタイミングも利用し、あっという間に上位へ。
レースを1/3ほど消化したとき突然、可夢偉のマシンがストップ。
タイミングモニター上でしか確認できないストップで、何事かと思いましたが、どうやらギアトラブルが発生したため、セーフティゾーンの奥にマシンを停めたとのこと。
直前にはデ・ラ・ロサもガレージインしてリタイヤしたため、またもザウバーは両車完走ならず。
こんなにマシンの信頼性がなくては、ドライバーがどうのという話ではありませんよ。
そんな騒ぎの直後、今度はバリチェロがウォールをピンボールするハードクラッシュ。
ステアリングにトラブルがあったと、レース後に話しています。
嗚呼、我らがウィリアムズはここで店じまい。
憤懣やる形無しなバリチェロはコースに件のステアリングをポイと投げ捨て、それをヴァージンのマシンが轢いてしまうというアクシデントまで付いてしまいました。
あれ、危険行為にとられかねないよなぁ。
ともかく、2回目のSC導入となり、ウェバーのリードはリセット。
しかし再開後も磐石の走りを見せていたところ、突然3回目のSC。
何事かと思ったら、どうやらバリチェロが事故った辺りにあった排水溝の蓋が外れてしまうという珍事だったようでして、カメラが捉えてくれなかったのが残念(w
その後は着々と周回が重ねられ、とにかくウェバーの速さに舌を巻く展開。
ベッテルとの差も開き、レッドブルないでマシンの差が大きいのではとの疑念も。
気づけばアロンソは6位までジャンプアップ。
前はハミルトン、後ろはミハエルという、今回では最もカメラに写る存在となりました。
あと数周という74周目。
ラスカスでとんでもない光景が。
最後尾を走っていたトゥルーリが、チャンドックを執念でパスしようとした際、2台の車が積み重なるようにクラッシュ。
映像ではトゥルーリのマシンの腹が、チャンドックのヘルメットにヒットしたように見えましたが、2人とも特にケガはなかったようで心底ホッとしましたね。
なんだか近年のF1では、1シーズンに一度は同様の接触事故が起こるような気がする。
ともかく、この事故で4度目のSCが登場し、モナコでのSC導入回数記録を更新。
この隊列は最終周まで続くことになりました。
誰もがこのままSCが引き連れたままゴールと思っていたところ、SCアウトの表示。
やっぱり最後はレーサーが先頭を切るものだよね、と粋な計らいと思っていたところ、今回で最も問題となった瞬間が訪れることになります。
SCがピットに入った後、最終コーナーを含めてゴールまで300mほど。
ここでミハエル一気に加速し、アロンソをパスしたのです。
そのままゴールとなりましたが、この行為についてスチュワードは審議を決定。
レース後にミハエルへ20秒加算のペナルティが課せられました。
メルセデス側はこれに対して控訴を申し立てるようです。
事の経緯については、以下のリンクを参照。
▼ 混乱を招いたセーフティカー・ルールの変更 (F1 Gate.com)
結果、ウェバーが何度ものSCをものともしない磐石の走りで優勝。
苦労しながらも3位のクビサからスタートのリードを守りきったベッテルが2位となり、レッドブルは見事な1-2フィニッシュを決めました。
これにより2人とも78Pとなりドライバーズランキングで同率1位に。
レッドブルもコンストラクターズランキングで156Pとなり、フェラーリに20Pの差をつけて単独1位に。
完走扱いも含めて、15台完走というサバイバルレースになったモナコ。
その他の順位などは、こちらをどうぞ。
それにしても、このモナコのコースを50周以上は1本で賄えたプライムタイヤの性能はすごいですね。
絶対、終盤にもう一度交換するマシンがいると思ってたのに、1台もいなかったもの。
そりゃ、ブリヂストンに来年以降の残留を期待するはずですな。
次回は2週間後、トルコGPです。
明日も天気がいいようなので、いよいよ春という感じですよ。
まあ、この季節は寒暖の差が激しいので、またすぐに冷え込むオチが待ってるかもしれないけれど(w
さて、昨夜はモナコGP決勝でした。
やっぱりモナコの風景は、観ているだけで心躍りますね。
レース内容は、波乱に継ぐ波乱で、ひと時も目を離すことが出来ませんでした。
まず、スタート直後のトップ集団の争い。
ベッテルがクビサを交わして2位、ウェバーの後ろにつけてレッドブル1-2体勢に。
しかし、ヒュルケンベルグがトンネルでクラッシュして、1周目からSC導入。
どうやらクラッチトラブルからコントロールを失ったとのこと。
その事故処理中にバトンがマシンから煙を噴き停止。
エンジントラブル……と思ったら、原因は"ラジエータに冷却用カバーを付けたまま走っていた"という人的ミスだったそうで、なんともはやポイント的にももったいないレースとなってしまいました。
FP3でクラッシュしたためピットスタートだったアロンソは、ここでタイヤ交換。
その後、ヌーベルシケインで怒涛のパス祭り。
アウトから、インから、自在に順位を上げその後のピットタイミングも利用し、あっという間に上位へ。
レースを1/3ほど消化したとき突然、可夢偉のマシンがストップ。
タイミングモニター上でしか確認できないストップで、何事かと思いましたが、どうやらギアトラブルが発生したため、セーフティゾーンの奥にマシンを停めたとのこと。
直前にはデ・ラ・ロサもガレージインしてリタイヤしたため、またもザウバーは両車完走ならず。
こんなにマシンの信頼性がなくては、ドライバーがどうのという話ではありませんよ。
そんな騒ぎの直後、今度はバリチェロがウォールをピンボールするハードクラッシュ。
ステアリングにトラブルがあったと、レース後に話しています。
嗚呼、我らがウィリアムズはここで店じまい。
憤懣やる形無しなバリチェロはコースに件のステアリングをポイと投げ捨て、それをヴァージンのマシンが轢いてしまうというアクシデントまで付いてしまいました。
あれ、危険行為にとられかねないよなぁ。
ともかく、2回目のSC導入となり、ウェバーのリードはリセット。
しかし再開後も磐石の走りを見せていたところ、突然3回目のSC。
何事かと思ったら、どうやらバリチェロが事故った辺りにあった排水溝の蓋が外れてしまうという珍事だったようでして、カメラが捉えてくれなかったのが残念(w
その後は着々と周回が重ねられ、とにかくウェバーの速さに舌を巻く展開。
ベッテルとの差も開き、レッドブルないでマシンの差が大きいのではとの疑念も。
気づけばアロンソは6位までジャンプアップ。
前はハミルトン、後ろはミハエルという、今回では最もカメラに写る存在となりました。
あと数周という74周目。
ラスカスでとんでもない光景が。
最後尾を走っていたトゥルーリが、チャンドックを執念でパスしようとした際、2台の車が積み重なるようにクラッシュ。
映像ではトゥルーリのマシンの腹が、チャンドックのヘルメットにヒットしたように見えましたが、2人とも特にケガはなかったようで心底ホッとしましたね。
なんだか近年のF1では、1シーズンに一度は同様の接触事故が起こるような気がする。
ともかく、この事故で4度目のSCが登場し、モナコでのSC導入回数記録を更新。
この隊列は最終周まで続くことになりました。
誰もがこのままSCが引き連れたままゴールと思っていたところ、SCアウトの表示。
やっぱり最後はレーサーが先頭を切るものだよね、と粋な計らいと思っていたところ、今回で最も問題となった瞬間が訪れることになります。
SCがピットに入った後、最終コーナーを含めてゴールまで300mほど。
ここでミハエル一気に加速し、アロンソをパスしたのです。
そのままゴールとなりましたが、この行為についてスチュワードは審議を決定。
レース後にミハエルへ20秒加算のペナルティが課せられました。
メルセデス側はこれに対して控訴を申し立てるようです。
事の経緯については、以下のリンクを参照。
▼ 混乱を招いたセーフティカー・ルールの変更 (F1 Gate.com)
結果、ウェバーが何度ものSCをものともしない磐石の走りで優勝。
苦労しながらも3位のクビサからスタートのリードを守りきったベッテルが2位となり、レッドブルは見事な1-2フィニッシュを決めました。
これにより2人とも78Pとなりドライバーズランキングで同率1位に。
レッドブルもコンストラクターズランキングで156Pとなり、フェラーリに20Pの差をつけて単独1位に。
完走扱いも含めて、15台完走というサバイバルレースになったモナコ。
その他の順位などは、こちらをどうぞ。
それにしても、このモナコのコースを50周以上は1本で賄えたプライムタイヤの性能はすごいですね。
絶対、終盤にもう一度交換するマシンがいると思ってたのに、1台もいなかったもの。
そりゃ、ブリヂストンに来年以降の残留を期待するはずですな。
次回は2週間後、トルコGPです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます