暮れも押し迫ってきましたね。
どうも、ren.です。
年賀絵を描いていますが、色々あって集中できず、時間もなかなか取れません。
なんとか完成させたいですが、間に合わなかったらごめん。
……こうなったら今から、早く描ける物に書き換えようかしら(w
今日は、投稿ペースの都合上、2冊同時に。
● 「東方鈴奈庵 6巻」 ZUN/春河もえ 角川コミックス
今巻も人間の里を巡る、妖怪による影の支配争いが垣間見えます。
文が直接手を下す天狗と、マミゾウ率いる化け狸の情報戦では、偏向・捏造報道vsSNSによるデマ拡散という、まさかの現実世界の風刺。
霊夢を含む人間たちは、結局は翻弄されるだけで解決されていないというのも怖い話だ。
マミゾウはさらに、阿求の書く人気推理小説に隠された昔の事件を利用し、さらに化け狸の地位を確立しようとし、文は台風で身に危険をこうむった小鈴を保護することで、影から里を守っていることを隠す。
斜面を滑り落ちてしまい意識を失った小鈴の姿は、結構ショッキングでしたね。
そんな中、百物語でビビりまくる妖夢が癒し(w
でも、魔理沙が怪異を装って脅した時にはキリッとしてるんだから、さすが自機経験者。
● 「東方茨歌仙 7巻」 ZUN/あずまあや REXコミックス
先日、間違って6巻を二重買いしてしまったのも記憶に新しい(w
こちらでもマミゾウが神社の支配をもくろんでいたり、阿求の推理小説が登場し、作品間のリンクを感じます。
また、菫子の関わる"人間隠し"の話は、「東方外来韋編 壱」に掲載された「東方香霖堂」にリンクしていますし、もしかしたら「鈴奈庵」での天狗による小鈴の保護もミスリードとして掛かっているのかもしれませんね。
マミゾウによって、はっきりと"華扇は鬼"と言いよばったのは、作品的には大事件か。
ここまではっきりとそれを言った人はいませんでしたからね。
つか、この2作品では、本当にマミゾウは大活躍だなぁ。
今年の人気投票ではそこまでの爆上げは見せませんでしたが、来春の結果に反映してくるかな?
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