「レッスルエンジェルス・サバイバー2」の発表に驚くren.です。
テレビが壊れた所為で、レビュー以来ほとんど遊んでないんですよね。フォントが小さなTVでは読んでいられない。
まあ、発売までにまた3年くらいかかるんじゃないのん?(w
さて、今回の「マイユー」はかなりレアですよ。
● 「サージェントサンダース コンバット Sgt.saunders' COMBAT!」
スーパーファミコン(1995) アスキー
手元のフライヤーによると、元々ヨネザワ・パーティールーム21から発売予定だったようです。
30代以上なら多分ご存知、'60年代のアメリカの戦争TVドラマ(最初は白黒)「COMBAT!」のゲーム化です。
……正直、ドラマを見る層と、当時SFCで遊ぶ層は噛合わないと思うんですがね。 まあ、私のような奇特な人もいるわけですが(w
電源を入れると、TVドラマのオープニングが忠実に再現されます。個人的にはこれだけでも価値がある(w
パッケージでも分かるとおり、ゲームにはドラマの登場人物が実名、顔写真で登場します。
「COMBAT!」を知らない方にちょっとだけ説明しておきましょう。
舞台は第二次世界大戦。アメリカ陸軍歩兵K中隊はノルマンディ上陸作戦に参加。その後、物語は西部戦線へと移り、ドイツ軍との熾烈な戦闘を繰り広げていきます。そこには敵味方を超えたドラマを見ることができます。
主人公は、たたき上げの軍人サンダース軍曹(ヴィック・モロー)と、小隊本部持ちの小隊長ヘンリー少尉(リック・ジェイソン)。回によって、どちらかが主導権をとり、たまにいっしょに行動します。
そのほかのメンバーは「鉄の男」カービー、その相棒のリトル・ジョン、でたらめ飲兵衛ブラドックなど、個性的にも程がある面々。声優陣も豪華です。
ゲームはがちがちのシミュレーションゲーム。むしろ古きよきシミュレーションボードゲームの趣のある、硬派な出来です。
シナリオはTVシリーズを追う「ヨーロッパ戦線・原作編」と、サンダースの過去話である「アフリカ戦線・架空編」という2系統。
ユニットはサンダース他、メンバーの一人一人があり、ゲームスタート時に編成や装備を変えることが出来ます。もちろんサンダースにトンプソン銃はデフォルト(w その他にも実在兵器がたくさん登場します。
画面はクオータービューのHEX制で、1HEXには4ユニットまでスタック(同一HEXに入れる)が出来ます。これがなかなか重要。
なぜなら、攻撃の際にエリア射撃を行う(行われる)と、同一HEXにスタックしているユニット全てに影響するからです。
ユニットは「立つ」「屈む」「伏せる」の体勢が取れます。これによって被弾率と命中率、移動力が大きく変わります。被弾して傷ついた仲間を担ぐことも出来ます。
なお、行動はCP(行動力)を消費しながら行い、その中でならいくつかの行動を組み合わせることが出来ます(移動後に射撃し、無線を使う・・・など)。
攻撃を受けると、ユニットはダメージを受けるだけではなく、色々な症状を受けます。
一番多いのが「混乱」。銃撃を受けてパニックになったり、昏倒している状態です。こうなるとしばらく一切の行動が出来なくなってしまいます。もちろん敵に使えば、こちらは安全に行動できるということです。
通信兵が無線を使えば「チェックメイト・キングツー、こちらホワイトルーク」の台詞とともに、艦砲や爆撃機による火力支援を受けることが出来ます。的を外れることもあるので、過信は禁物ですが(w
マップの目的条件をクリアすれば勝利となり、怪我人は後送され補充人員が配備されます。功績があれば昇進しますし、問題を起こしていれば(味方を撃つなど)懲罰を受けます(w
正直、かなり地味で難しいSIMです。しかしそのストイックさがCOMBAT!らしい感じがしちゃうから不思議。
遮蔽物越しに伏せて、泥の中を移動し、塹壕からめくら撃ちでドイツ兵を混乱させ、捕虜を助け出し、離脱を援護する……楽しい(w
SFCマウスに対応していますので、あれば一層プレイ環境は快適になります。というか、パッドだとちょっと操作性が悪いかも。
フォントが小さい上に色が見づらくなる事があるので、大きなテレビのほうがいいです。……だから、今は出来ないんだってば(w
ルールを把握するのに、78ページにも及ぶ説明書を見てくらくらするかもしれません(w でも、実際に遊びながらやりたいことを参照していけば、そう難しくないことに気づくと思います。コマンドの一つ一つに無駄がないことにも驚きますよ。
戦車や戦闘機、ロボットのSIMにはもう飽きたという方は、ぜひ触って欲しいゲームです。歯ごたえのあるSIMをやりたい人にもぜひ。
……といっても、たぶん物の数が少ないだろうなぁ。通販などで探すと、2000円くらいで手に入ると思いますよ。当時は定価12800円もしたんだよなぁ……バブルだったな、私(w
最後に一口メモ。
ナイフを使った白兵戦は、近代戦争では野蛮で非効率な戦い方です。任務を遂行する上でも、自分の身を危険にさらす行為は控えましょう。
でも、威嚇射撃を続けるのが面倒くさくなって、つい塹壕に突入。斬りあい続けて倒したものの自分も重症、仲間が来る前に昏睡……そして戦死なんてことも(w
戦争とは自制であるということを念頭に、用心深く大胆に戦いましょう。
テレビが壊れた所為で、レビュー以来ほとんど遊んでないんですよね。フォントが小さなTVでは読んでいられない。
まあ、発売までにまた3年くらいかかるんじゃないのん?(w
さて、今回の「マイユー」はかなりレアですよ。
● 「サージェントサンダース コンバット Sgt.saunders' COMBAT!」
スーパーファミコン(1995) アスキー
手元のフライヤーによると、元々ヨネザワ・パーティールーム21から発売予定だったようです。
30代以上なら多分ご存知、'60年代のアメリカの戦争TVドラマ(最初は白黒)「COMBAT!」のゲーム化です。
……正直、ドラマを見る層と、当時SFCで遊ぶ層は噛合わないと思うんですがね。 まあ、私のような奇特な人もいるわけですが(w
電源を入れると、TVドラマのオープニングが忠実に再現されます。個人的にはこれだけでも価値がある(w
パッケージでも分かるとおり、ゲームにはドラマの登場人物が実名、顔写真で登場します。
「COMBAT!」を知らない方にちょっとだけ説明しておきましょう。
舞台は第二次世界大戦。アメリカ陸軍歩兵K中隊はノルマンディ上陸作戦に参加。その後、物語は西部戦線へと移り、ドイツ軍との熾烈な戦闘を繰り広げていきます。そこには敵味方を超えたドラマを見ることができます。
主人公は、たたき上げの軍人サンダース軍曹(ヴィック・モロー)と、小隊本部持ちの小隊長ヘンリー少尉(リック・ジェイソン)。回によって、どちらかが主導権をとり、たまにいっしょに行動します。
そのほかのメンバーは「鉄の男」カービー、その相棒のリトル・ジョン、でたらめ飲兵衛ブラドックなど、個性的にも程がある面々。声優陣も豪華です。
ゲームはがちがちのシミュレーションゲーム。むしろ古きよきシミュレーションボードゲームの趣のある、硬派な出来です。
シナリオはTVシリーズを追う「ヨーロッパ戦線・原作編」と、サンダースの過去話である「アフリカ戦線・架空編」という2系統。
ユニットはサンダース他、メンバーの一人一人があり、ゲームスタート時に編成や装備を変えることが出来ます。もちろんサンダースにトンプソン銃はデフォルト(w その他にも実在兵器がたくさん登場します。
画面はクオータービューのHEX制で、1HEXには4ユニットまでスタック(同一HEXに入れる)が出来ます。これがなかなか重要。
なぜなら、攻撃の際にエリア射撃を行う(行われる)と、同一HEXにスタックしているユニット全てに影響するからです。
ユニットは「立つ」「屈む」「伏せる」の体勢が取れます。これによって被弾率と命中率、移動力が大きく変わります。被弾して傷ついた仲間を担ぐことも出来ます。
なお、行動はCP(行動力)を消費しながら行い、その中でならいくつかの行動を組み合わせることが出来ます(移動後に射撃し、無線を使う・・・など)。
攻撃を受けると、ユニットはダメージを受けるだけではなく、色々な症状を受けます。
一番多いのが「混乱」。銃撃を受けてパニックになったり、昏倒している状態です。こうなるとしばらく一切の行動が出来なくなってしまいます。もちろん敵に使えば、こちらは安全に行動できるということです。
通信兵が無線を使えば「チェックメイト・キングツー、こちらホワイトルーク」の台詞とともに、艦砲や爆撃機による火力支援を受けることが出来ます。的を外れることもあるので、過信は禁物ですが(w
マップの目的条件をクリアすれば勝利となり、怪我人は後送され補充人員が配備されます。功績があれば昇進しますし、問題を起こしていれば(味方を撃つなど)懲罰を受けます(w
正直、かなり地味で難しいSIMです。しかしそのストイックさがCOMBAT!らしい感じがしちゃうから不思議。
遮蔽物越しに伏せて、泥の中を移動し、塹壕からめくら撃ちでドイツ兵を混乱させ、捕虜を助け出し、離脱を援護する……楽しい(w
SFCマウスに対応していますので、あれば一層プレイ環境は快適になります。というか、パッドだとちょっと操作性が悪いかも。
フォントが小さい上に色が見づらくなる事があるので、大きなテレビのほうがいいです。……だから、今は出来ないんだってば(w
ルールを把握するのに、78ページにも及ぶ説明書を見てくらくらするかもしれません(w でも、実際に遊びながらやりたいことを参照していけば、そう難しくないことに気づくと思います。コマンドの一つ一つに無駄がないことにも驚きますよ。
戦車や戦闘機、ロボットのSIMにはもう飽きたという方は、ぜひ触って欲しいゲームです。歯ごたえのあるSIMをやりたい人にもぜひ。
……といっても、たぶん物の数が少ないだろうなぁ。通販などで探すと、2000円くらいで手に入ると思いますよ。当時は定価12800円もしたんだよなぁ……バブルだったな、私(w
最後に一口メモ。
ナイフを使った白兵戦は、近代戦争では野蛮で非効率な戦い方です。任務を遂行する上でも、自分の身を危険にさらす行為は控えましょう。
でも、威嚇射撃を続けるのが面倒くさくなって、つい塹壕に突入。斬りあい続けて倒したものの自分も重症、仲間が来る前に昏睡……そして戦死なんてことも(w
戦争とは自制であるということを念頭に、用心深く大胆に戦いましょう。
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