東方茨歌仙 10巻

どうも､ren.です｡
今日は本当に暑かった｡
10月としては32年ぶりに夏日だったそうで､さすがに覚えてないわ(w
ほんと､今年は真夏が二回来ている感じだ｡

● ｢東方茨歌仙 10巻｣ ZUN/あずまあや REXコミックス

最終巻｡
ついにパーフェクト華扇と霊夢の対決｡
まさか華扇が鬼だったなんてー(棒

ここにきて､急にヒロイン力の上がった小町｡
そして､その相棒として力を発揮するのが天子｡
お互いの能力を駆使して､霊夢を助けようとする姿は､このコンビをもっと早くから見たかったと思わせますね｡

華扇の思惑は､右腕を取り戻すこと……には違いなかったのですが､その目的は単にもとの姿を取り戻すことではなく､もう一度右腕を封印することで､そのために霊夢を利用した､と｡
なるほど､そう転がしたかぁ｡
単に鬼として復活するのではなく､その過去を改めて振り切り､新たな道への思いを強くする｡
かっこいいじゃないか｡

連載8年に及び､巻数も10巻と東方書籍としては最長となった｢茨歌仙｣｡
ぶっちゃけ､連載当初は絵も拙く､どうなることかと思いましたが､画力の上がる様を目の当たりにし､｢茨歌仙｣ならではのキャラクター性も確立していきましたね｡
なかなか読み応えがありました｡

またどこかで､金に汚い霊夢と､おせっかいな腹ペコ仙人の華扇の姿を見たいところです｡