スカパー!でWWEを1年分、積み録してしまったren.です。
そのうち観なきゃと思いつつ、1年分も溜まってしまった……。もう、今月一杯でJスポーツは解約しよう(w
さて、部屋の棚をいじっていたら、懐かしいゲームが出てきたので「マイユー」で取り上げます。
● 「サイレント デバッガーズ」
PCエンジン(1991) データイースト
はい、今じゃなかなか手に入らないであろう、PCエンジンの名作です。
でも、DECOゲーの宿命として、知っている人は少ないかも(w
舞台は未来。人類が外宇宙に足を伸ばした頃。
世界の裏では、「デバッガー」と呼ばれる賞金稼ぎが暗躍していた。
主人公は相棒のレオンとともに、巨額の財宝が眠るという貨物ステーション「ゲイン」にやってきた。ここに足を踏み入れたデバッガーは、誰も戻ってこないという噂がある……。
果たして、彼らは内部に閉じ込められ、そこをさらにモンスターが襲い掛かる。100分以内に全てのモンスターを排除しなくては、ステーションは自爆する……!!
ゲームは3Dダンジョンを進むFPS(一人称視点シューティング)。
「ゲイン」は6階構造で、コア・ブロックがエレベーターになっており、各階の周囲は迷路のようになっています。
コア・ブロックの倉庫で武器や弾薬、バッテリーを補充しながら、迷路に潜むモンスターを探し出し、倒していきます。
各階のモンスター全てを排除すると警戒が解除され、上の階に進むことが出来ます。100分以内に全フロアを攻略すればクリアです。
ゲームで行動中は、音楽が一切ありません。その代わり、サウンドセンサーの音だけが「コン・コン・コン……」と鳴り響いています。
この音は、モンスターが遠ければ小さくゆっくりで、近づくほど早く大きな音になります。しかも、ステレオに対応しているため、左右の音源によって、モンスターの位置まで知らせてくれる優れものです。
簡単に言えば、映画「エイリアン2」の雰囲気です。
特に、入り組んだ迷路で最接近の音が鳴り響いているのに、モンスターの姿が見えないときなど、まさにアレです。天井からは襲って来ないけど(w
しかし、物陰から突然現れるモンスターを、怯えながらも追い詰める雰囲気は、まさにアレです。
このゲームをやるときは、ヘッドホンが必須です。のめりこみ方が違いますよ。それに、その方がモンスターの位置を判別しやすいですしね。
もしゲームを手に入れられたら、次のことに気をつけて遊んでください。
迷路は、上の階に行くほど複雑になっていきます。とはいっても、各階の壁の配置にはパターンがあります。マップを開けば、すぐ理解できるでしょう。
しかし、歩き始めると確実に道に迷います(w
コツとしては、いわゆる「右手(左手)の法則」で進めば、コア・ブロックへのハッチの場所を見失いづらいでしょう。
モンスターに追いつけなくなったり、方向を見失った場合は立ち止まりましょう。奴らもリアルタイムで移動していますから、いずれセンサーに反応するようになります。特に赤いモンスターは好戦的ですし。
基本的には、スタート地点の「コンピュータールーム」から「Gブロック・ガンルーム」を通って、弾丸を補給してから迷路へ突入。帰りは「Cブロック・バッテリーチャージルーム」を通って、充電してからコンピュータールームに戻る、という行動をとると、時間の無駄になりません。
武器は、始めは実弾系のモーターキャノン&グレネードランチャーで。赤や紫のモンスターにはグレネードを使い、補充できなくなったら、メガビーマーに持ち替えましょう。照準は真ん中から動かさなくて結構。
アイテムは、オートチャージャーとマズルアダプターでOK。
紫のモンスターが出ても、サウンドセンサーVer.2に頼るより、「ブルスコー」という声で探して、コアブロックに追い詰めて倒した方がいいです。
緑のモンスターの情報がレオンから入ったら、すぐにマップを確認して、反応のあるブロックに急行してください。落とされると、いいことはありません。CとGが落とされたら、リセットした方がマシ。
バッテリーは2つあり、セレクトボタンで切り替えることが出来ます。コレ、気づかない人多いんですよね。
ダメージを受けても、2つを切り替えれば、まず大丈夫ですし、オートチャージャーがあれば無敵です。
このゲーム、私はPCエンジンのゲームの中では、一番遊んだんじゃないかな。慣れると小1時間でクリアできるようになりますし。
それに、緊張感と爽快感に酔いしれられるという点では、いまだに追随できるゲームがありません(個人的には、ね)。
展開は秘しますが、最後に画面には「To Be Continued」の文字が出ます。しかし、結局その夢はかなわず、データイーストは破産。
でも、今、リメイクしたとしても、普通のFPSになっちゃうんでしょうね。
このゲームはPCエンジンのグラフィック、操作の単純さがあったからこその名作だったといえます。
昨今リメイクされたゲームが、まったく違うものや、ゲーム性の違うものになってしまっているのを見ると、そういう思いが強くなります。
懐古趣味……といわれればそこまでですが、"ユーザーの手に届くゲーム"のひとつの究極として、このゲームを上げたいと思います。
もし、DSでリメイクされたら、「メトロイド・プライム」みたいになるのかな。それはそれで遊んでみたいけど、それはメトプラであって、デバッガーズじゃないよなぁ……。
ほとんどのアプリケーションなどはDドライブに保存しているはずなのに、いつの間にかこんなことに……。これではデフラグも出来ない有様。誰か助けてー。
● 「殺し屋さん 2巻」 タマちく. 双葉社/アクションコミックス
個人的に、現行の作品では一番笑える4コマ漫画だと思っている作品の2巻目。
ネタとしては、古臭かったり、ベタだったり、不条理だったり、エロ・下ネタだったりするのですが、殺し屋さんを中心としたキャラ、シャープな劇画タッチの絵柄、テンポの良さが相まって、腹を抱えて笑える漫画です。
単行本の付録として、1巻ではことわざ事典、2巻では語呂合わせ歴史年表が収録されていて、コレがまた、ワケわかりません(w
例えば……
【言わぬが殺し屋】
依頼人の名前は決して明かしません。
【殺し屋の川流れ】
助けてあげてください。
【瓢箪から殺し屋が出る】
出ません。
【645年】大化の改新
6 4 5
殺し屋無用…いつの間にか暗殺成立
【1555年】川中島の合戦
1 5 5 5
ワンコ、ココにいろ!と犬を退避させる殺し屋
【1571年】織田信長が比叡山延暦寺を焼き討ち、一向一揆をしずめる
1 5 7 1
ワンワン、こない…まさか…と不安になる殺し屋
【1573年】信長が足利義昭を追放、室町幕府が滅びる
1 5 7 3
…ワンコ…なみだが止まらない殺し屋
こんなのばっかり。
コレなら中学生も覚えやすいねっ!?
動物の絵が正確でうまいのも、私としてはポイントが高いです。
サブキャラであるゴローさん(警察犬)はもちろんですが、1巻裏表紙のハトと2巻裏表紙のスズメの足指が、ちゃんと描き分けられているのに感心します。
ま、それよりも私は、お弟子さんのかわいさにメロメロなんですけどね。唯一の常識人だし。
起きたときの失望感といったら……。
というわけで、いつもどおり12型テレビで観た「ネギま!?」です。
いつもどおり、私がわかった元ネタを速報でいってみましょう。
・大魔神
アヴァンで、チュパTを持つ明日菜が行ったポーズ。
「大魔神」は大映の時代劇特撮。
詳しくはこちら。
・ああ、死ぬかと思った
アヴァン、窓から飛び降りた黒薔薇男爵のセリフ。
アメリカのTVドラマ「俺がハマーだ!」の最終回に使われた。
たとえ核爆弾が爆発しても、次の日にはこのセリフとともに復活するでしょう。
・物売るってレベルじゃねぇぞ
チュパ研部室の張り紙。
先日のPS3の発売日に話題になった人物。
コレとかコレを参照。
・ サモ・ハン・キンポー
このかがハルナをごまかすために引用した人物。
サモ・ハンといえば水島裕。
ジャッキー・チェンとともに、中国映画を代表する俳優であり監督。
「燃えよデブゴン」や、ジャッキーと競演の「スパルタンX」「プロジェクトA」が有名。
そのサイン会なら、私も全力で走るでしょう。
・ドカベンの岩鬼
明日菜のトラップにつかまったザジのコスチューム。
水島新司によると、口にくわえているのは「いわ木」という木の葉っぱ。
そのときの心理状態を顕著に表してくれるアイテム。
・持病の癪
明日菜がごまかしきれなかった言葉。
よくこの病気でうずくまる人が、時代劇には登場。
つまりは胃痙攣や差し込みのこと。
・香港カラテ
妙な缶詰(おもちゃの缶詰?)に書いてあった文字。
元ネタはドラマ「Gメン75・香港カラテ編」かな。
・ソフトカツゲン
横になってる夕映が飲んでいたジュース。
北海道ではメジャーな飲み物なんですが、内地ではマイナーだそうで。
雪印(現メグミルク)が販売している乳酸菌飲料。
ちなみに、「勝源」と当て字される。
・ペコちゃん
仮契約を説得中のハルナの表情。
もちろん、不二家のキャラクター、ペコちゃんの顔。
「ペコちゃんのほっぺ」はうまい。
・キングアラジン
「嗚呼、我が青春の山本」での美空。
漫画「究極超人あ~る」でも有名なポーズ。
そもそもは特撮「怪奇大作戦」の第1話「壁抜け男」から。
怪盗キングアラジンはこのポーズのまま湖底に沈み、水圧で圧死する。
ストーリーは、ほとんど……いや、まったく進んでいませんね。
ハルナが仮契約して、夕映がピンチなことくらい。
まあ、このペースが「ネギま!?」なので、そこんとこヨロシク。
そういえば、いまさらな話題ですけれど、チュパTは本当に販売されるようですね。
評判の悪いチュパカブラ関連のネタですが、私にはストライクですので、かなり欲しいグッズだったりして(w
それと、この1年ほど、妙に汗っかきなのは……更年期障害か?(w
● 「まんがタイムきらら 1月号 2007」
表紙と巻頭カラーは「ドージンワーク」。
きららグループのあちこちで話が続いているため、いまいち話がわかりません。
「かみさまのいうとおり!」では、ようやく虚無僧さんこと明暗寺暗が、中心となって登場。少しだけ素性がわかり始めました。
1本目「聞き捨てならない」のセリフに含まれた下ネタに、一発で気づいた私は、中々のものだと自負しておきます(w
「ふぉんコネクト」。
ソジャーナーは、雪上では動けないと思う。そもそも自立稼動だし(w
「棺担ぎのクロ」は、突然の過去編に。
クロとセンの関係や素性、そして次回には、今まで語句としてしか登場していなかった「魔女」も登場するようです。
公式サイトでflashも作っている「うぃずりず」。
この時期に出る雑誌は、クリスマス、年末、正月のどれをネタにするか、チョイスが大変そうですが、ここでは正月。
[・]がルージュなら、ノアールの確率が高すぎだと思います(w
「影ムチャ姫」は、もしかしたら初めての、菊花と桜丸だけの、年末ほのぼの話。
影役にオフがあるのか?とも思いますが、ここのところ仕事をしているようにも見えなかったのだけれど(w
「ROM-レス。」が突然のクライマックス。
「天獄パラダイス」も、別れの雰囲気にピリオドが打たれそうな展開。
「五日性滅亡シンドローム」は、作中2回目の5日目。
そして「魔法文詠堂」は最終回。
新連載には「あっちこっち」(魔王陛下改め 異識)、「よすがにさすらう」(都桜 和)、「めるどう!」(天宮 霞)が始まり、ここのところはバタバタと作品入れ替えの雰囲気。
長く続く作品と、すぐに終わってしまう作品の差が、大きくなってきた気配を感じます。中には、終わりようが無さそうな作品もありますが(w
「棺担ぎのクロ」のようにストーリーを持った作品に、「ねこきっさ」のようにネタさえあればいくらでも続けられる作品。そして、「かみさまのいうとおり!」のような、その中間といえる作品。
現在の萌え4コマ作品は、こんな感じに大別できると思います。
どれもバランスよくあるのが健全なのでしょうが、この入れ替えがどう転ぶのでしょうか。
パッと見たところ、新連載の作品にはストーリーで魅せる作品は無さそうです。
でも、「となりのカワンチャさん」や「天獄パラダイス」のように、開始当初とガラリと変わるものも多いですしね。
今後を楽しみにしましょう。
調べてみたら、DVDが出てるんですね。でも、どうやら野沢那智さんの吹き替え版は、入っていないみたいですね。倉庫を探せば、テレビ放送を録ったテープがあるはずだけれど……。
● 「まんがサイエンス X」 ライフ&テクノロジー
あさりよしとお 学研
思えば、私が初めて親に買ってもらった漫画は、「ひみつシリーズ」……いわゆる「学研まんが」だったと思います。たしか「星と星座のひみつ」。
その後、私の人格形成には、必ず「ひみつシリーズ」は関わってきます。
例えば、私の宇宙の知識のベースは、ほとんどが「星と星座のひみつ」や「宇宙生活・スペースシャトルのひみつ」が基本。スペースシャトルについて考えると、今でも頭の中にはドン太君とみっちゃんが現れます(w
また、漫画の技術の下地も、「ひみつシリーズ」ではないのですが、学研まんがの「まんが かきかた入門」であることは間違いありません。なので、私が動物の絵を描くと、内山安二さんゆずりの絵になります(w
現在は、児童書のコーナーに行っても、あの輝く背表紙は見当たりません。相当する学習まんがも、目に付かないのが寂しいですね。
そんな「ひみつシリーズ」を正しく継承しているのが、あさりよしとお氏の描く「まんがサイエンス」。
あさりさんも「コロ助の科学質問箱」の影響があると、本書で話していますし、内山さんとの対談も果たしています。
現在も学研「5年・6年の科学」で連載中のこの漫画は、すでに20年続いている漫画。そのため、古い作品を読み返すと、懐かしい理論や技術を目にすることも。そういうものは、たいてい後に同じ話題を描き直していますけど。
10巻目に当たるこの「X」。
これに収録されているのも、実は最新の情報の載った作品ではなく、すでに5年以上たったものがほとんど。先日稼動を終了したマーズ・パスファインダーがメインの話があるほどですから。
まあ、話題としては、あまり年月の関係ないものばかりですけれど。
この巻で一番目を惹くのは、「初夢未来旅行」。
レギュラーキャラクター4人が、5年飛ばしほどで成長した姿を描き、この先の近未来に、どんな科学技術が実現しているのか、予想がなされています。
タイトルからすると夢なのかもしれませんが、最後のコマでは現実なのか夢なのか、どちらともいえない終わり方をしています。
この辺、あさりさんらしい虚構の描き方が入っているのかも。流石に「ワッハマン」のような展開にはならないでしょうが(w
最近の若い世代が、米の炊き方や日食の原理を知らなかったり、小学生が月の満ち欠けを知らなかったり、天動説を信じていたりするのは、こういった手に取りやすい「学習漫画」が少なくなってしまったことに、原因があるのではないかと思えます。
こういうところから、豆知識や雑学が得られ、何かを覚えるという欲求が生まれていくのだと思うのですけれど。
そういう知識がちょっとでもあったほうが、映画やニュースを観ていても、面白いんですけれどね。
とりあえず、SFアニメの好きな人は、「まんがサイエンスII」は必読ですね。これほど判りやすいロケットの教本は無いですから。
……ん?
> 最近の若い世代が、米の炊き方や……
あ、私も知らない!知らないことにしておく!!(w
もはや雪かきで、肩と腰を痛めてしまったren.です。
今朝の雪は、水が混じっていてかなり重たかった。
そんな腰をさすりつつ、居間のテレビを観ていたら、自室の12型テレビでは気づかなかった事実が。
「ウレパールプラス ジェル20」のCMで、由美かおると闘っているのは、日本最後の暗殺拳法、鳳龍院心拳・護衛護身術17代目宗師こと、清水あすかではないか!
「七星闘神ガイファード」以来、何かと目にしてきた女優なのに、気づかなかったとは不覚。
● 「妹は思春期 8巻」 氏家ト全 講談社/ヤンマガKC
帯の「特製キンタマ袋」の文字も鮮やかな最新巻(w
下品ギャグ4コマとしては、ずいぶんロングランになってきた感のあるこの作品ですが、不思議と飽きないのはなんででしょうね。
正直な話、オチなんて捻りも少なく、丸判りなんですけれど。
とりあえず、P24「お約束」には反論。
「ス パ ッ ツ は 破 っ ち ゃ ダ メ だ !!」
あとP38「実際の色」の恐竜図鑑。
いまどき"ブロントザウルス"の名前を見るとは……私は、嬉しい(w やっぱり"アパトサウルス"じゃなくて"ブロントザウルス"だよね。
P61「ヨメにしました」の意味が、いまいちわからない私は、まだまだなんだなと思いましたとさ。
12月に入って、すっかり冬ですわ。判っていたこととはいえ、時間は残酷。
さて、今日の「ネギま!?」。
「魂の悲鳴」って、言葉の響きはかっこいいけれど、イメージするのは難しい表現ですね。
アップの多用はいいのですけれど、画面比率で顔の一部しか入らないのは、本末転倒じゃないでしょうか。
カット数やシーン数が多くて、観ていて満腹になるのはいいんですけれどね。
それでは、今回は少ないですが、一見でわかった元ネタを。
・いっぺん死んでみるみゃ!
アヴァンでのシチミの台詞。
アニメ「地獄少女」の決め台詞……らしいですね。
こちらでは放送していないので、私は知識でしか知りません。
・M16 アサルトライフル
龍宮の持っていた水鉄砲。
多分世界一、映画やアニメなどに登場した銃。
・金枝篇
夏美が持っていた本の一冊。
フレイザー著の、神話や呪術の研究所。
「エウレカセブン」にも登場しましたが、クトゥルフ神話ファンには魔導書として有名。
・バンゲリング帝国興亡史
これも夏美の持っていた本の一冊。
FCソフト「バンゲリング・ベイ」の舞台がバンゲリング帝国。
ちょっと読んでみたい(w
・おしゃもじ
いいんちょが古菲に突っ込みを入れた得物。
やっぱり「突撃!となりのばんごはん」かな?
・出たな!妖精!!
明日菜の台詞。
この後を展開からして、「仮面ライダー」本郷猛の「出たな!ショッカー」かな。
・契約発動シーン
今回、初めて契約発動の史伽、楓、風香。
史伽が仮面ライダー1号(本郷猛)、楓がウルトラマン(ハヤタ)、風香が仮面ライダー2号(一文字隼人)の変身ポーズ。
エフェクト音源は、「仮面ライダー」のベルトの回る音「ぎわわわわっ」。
・でゅわっ!
楓の変身シーン。
ポーズも音源も「ウルトラマン」のもの。
ちなみに上記の3人でのポーズの際、楓は手にスプーンを持っています。
これは、「ウルトラマン」第34話「空の贈り物」の有名なシーン。
実相寺監督の作品でした……。
・ワルワル団アジト
なぜか「∀ガンダム」ホワイトドールの頭部。
最後の"Hige!?"のとおり、当時はヒゲガンダムとして話題になりました。
私はシド・ミード信者なので、好きですよ。
それにしても、今日のレベルでも「作画崩壊」って言われちゃうんですねぇ。
どれだけファンのハードルは高いんでしょうか。
貧乏人にはふた月分=3000円強はきついっ!!……しかし、窓口でクレームを言う勇気もない。小市民なren.(w
さて、今日の「マイユー」はマイナーゲームというより、ファンの間で評判の悪いゲーム。
● 「スターフォックス・アサルト」
ゲームキューブ(2004) 任天堂/ナムコ
パッケージが銀ピカなので、スキャンすると真っ黒。
「スターフォックス」は1993年、SFCで初のスーパーFXチップ搭載のポリゴン3Dシューティングとして発売されました。
当時は衝撃的なゲームでした。鮮やかで美しいポリゴングラフィック、爽快な操作感、やりこみ甲斐のあるゲーム展開……「これだよなー!」のCMが思い返されます。
しかし、製作側としてはやりたいことが全て盛り込まれたわけではありませんでした。その想いがニンテンドー64で結実。
1997年に発売された「スターフォックス64」です。
スターフォックスファンの間では、すでに信仰の対象となっているこのゲーム。SFC版を元にステージの作り直し、追加されたフィーチャー、ドラマチックな分岐展開。
特に、ライバルとして登場したスターウルフは、主人公以上に人気を博しました。
その後、アクションアドベンチャー「スターフォックスアドベンチャー」が、ゲームキューブで2002年に登場。
しかし、元々「ダイナソープラネット」というゲームとして作られたこのゲームは、ファンには黒歴史とされています(w
そして今回扱う「スターフォックス・アサルト」が2004年に登場。
さらに今年、ニンテンドーDSで「スターフォックス・コマンド」が発売されています。
私は、これだけは未プレイ。
「アサルト」はナムコが任天堂の委託を受けて製作されたゲーム。
簡単に表現すれば、「スターフォックスの世界観を、ナムコのUGSFシリーズのメカニックで味付けし、THE地球防衛軍のようなライトTPSも遊べる」という、盛りだくさんな内容です。
私はこのゲームのためにGCを購入。大変満足がいっています。
しかし、「64」のようなゲーム性を求めたファンにはすこぶる評判が悪く、ほとんどクソゲー、黒歴史として取り扱われています。詳しくはこちら。
「64」はスターフォックスとしての3DSTGの最高峰です。ほとんど文句の付けようがない、完璧な出来です。信奉されるのも大変よくわかります。
それに対して「アサルト」は、ある意味キャラゲーだと思うのです。
ストーリーでは、そうしたキャラクターの人間模様を描いています。
……まあ、そのストーリーに不満があるという意見はありますが、これは仕方がないことでしょう。人それぞれのスタフォがありますから。
私は、ちょっとだけかっこつけな台詞や、ベタなシチュエーションが大好きなので、結構気に入っています。とりあえず、フォックスとウルフの歳の差カップルに萌えとけ(w
ゲームはアーウィンを駆る3DSTG(強制スクロールステージと任意移動ステージ)、フォックスを操るTPSの2つの形式があり、ステージによって変わります。TPSでは、フィールドにあるアーウィンや、戦車・ランドマスターに乗り込むことも可能。
ステージ間やステージの要所ではムービーが入り、雰囲気を盛り上げます。
個人的にゲームの流れを止めるムービーや会話シーンは嫌いなのですが、程よいタイミングと長さ、そして内容で、ストレスは感じません。
ステージそれぞれに3難易度あり、高難易度への挑戦は、中々やりこみ感があります。
ナムコお約束のスペシャルフラッグの捜索も楽しいですよ。ゲットできれば、ミニゲームとしてスターラスターが遊べます!!……どうしてもミトコンドリアorz
まあ、これを見てもらえれば、雰囲気がわかるかな。
ちなみにこのPVの曲は、GooGooDollsの「Long Way Down」。映画「ツイスター」で使用されております(w
あと、ゲーム中はこんな感じ。日本語版がないなぁ。
スタフォの魅力は、ゲーム中にリアルタイムで交わされる通信や会話。
常に仲間と戦っている感覚が、他のどんなゲームよりもうまく伝わってきます。ちゃんと敵と戦ってくれていますし。
ひとつ不満なのは、敵に追われる仲間を助けることはあるのに、自分が助けられることがないこと。後ろを取られたときに、援護に来てくれたらいいのになぁ。
そういう意味でも、"なりきりゲーム"としての側面が、「アドベンチャー」以上に強いゲームです。
ケレン味のあるSF世界の雰囲気に浸りたければ、このゲームはサイコーです。キャラクターが動物だとは思えないほど、硬派(っぽい)ですよ。
また、4人まで同時対戦ができるバトルモードが、これまた熱い!!
アーウィンやランドマスターvs生身なんて戦いも楽しめます。実は生身が一番強い(w
しかし、やはり楽しいのは構造物の中での、生身同士での射撃戦。オートロックオンなので、狙ったり避けたりという部分は大雑把ですけれど。
パーティーゲームとしての出来も高いので、ぜひ触れてみてほしいところ。実際、アンチアサルトのファンも、対戦モードだけは高く評価している人が多いようです。
ちなみに私の戦法は、高いところを占拠して、登ってくる相手に手榴弾を投げ続けること。センサーボムも仕掛けておくと、悲鳴をあげられること確実です(w
あまりに出来のよすぎた「64」という親を持つがゆえに、存在を認められない「アサルト」。
しかし、いらないこだわりを持たなければ、こんなにスターフォックスの世界に没頭できるゲームはありません。
偏見や食わず嫌いをせず、ぜひ遊んでほしいゲームです。
実相寺さん追悼に、ウルトラマン主題歌集を聞いていたら、宮内國郎さんの訃報……もう、ため息しか出ないren.です。
今年は伊福部昭さん以来、特撮・アニメ・漫画関係者の訃報が多すぎです。
● 聖雪のキャンパス アリアンロッド・リプレイ・ハートフル
久保田悠羅/F.E.A.R. 冨士見ドラゴンブック
私は「アリアンロッド」は未プレイなのですが、ウェブラジオ「ふぃあ通」と、田中天さんのレビューがあまりに面白いので、とりあえず買ってみました。
あと、小島めぐみの清純派っぷりが見たくて(w
なんというか……「ふぃあ通」そのまんまですね(w ロールプレイっていうより、素で演っているようです。
こじまめは結局最後まで、ファムの性格を固定できていないようですし。まあ、だからこそのキャラなのかもしれませんが。
ギミックとしては、この私ですら途中で先読みできちゃう展開でした。安直といえば安直、ベタといえばベタ。
まあ、1冊分2話で語りきらなければいけない制約があるので、迂遠な伏線や、思わせぶりなNPCの活躍の場が少ないのが原因ですので、ちょっともったいないですね。
せめて、2冊分の分量があれば、キャラの立て方や、シナリオの凝りようもあったのかもしれませんけれど。
正直な感想としては、「ふぃあ通」ファンが読む本かな、という感じ。もちろん、「アリアンロッド」を遊んでいる人なら、新しい遊び方の提示になっているのでしょうけれど、ただ読み物として読むと、物足りなさを感じました。
つまらなくはないんですけれど。むしろ、ゲタゲタ笑いながら読んでいましたけれどね。
で、結局、何が「ハートフル」だったんでしょうか(w