レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ペンチャー・ワゴン

2021年12月14日 17時19分27秒 | 西部劇

「ペンチャー・ワゴン」
原題:PAINT YOUR WAGON
1969年 アメリカ 156分
■監督:
 ジョシュア・ローガン
■出演:
 リー・マーヴィン
 クリント・イーストウッド
 ジーン・セバーグ

●あらすじ
クリント・イーストウッドが、リー・マーヴィンと共演したミュージカル西部劇。
イーストウッドは歌声も披露する。
ゴールド・ラッシュに湧くアメリカ西部。
ベンは崖から転落し重傷を負った若者パードナーを助け、一緒に金鉱採掘しないかと誘う。
ある日、ベンら男ばかり400人の集落に美女エリザベスがやってくる。
珍しい女性の存在に男たちは興奮するが、そんな中ベンは見事エリザベスを妻に射止めパードナーとともに三人で暮らし始める。
はじめは良好だった三人の関係だが、次第にパードナーがエリザベスに惹かれて行ってしまい…。
(ザ・シネマより)

★感想など
ミュージカルと言うジャンルは食指が動き辛いジャンルではある。
加えてこの長い上映時間。いくらクリント・イーストウッドが出ている西部劇とは言え、長い間観るのを躊躇していた。
だけどミュージカル案外イケルね!
ミュージカルって基本楽しげに歌うから、こちらも楽しくなってきてそんなに悪くない。
歌詞も台詞や気持ちみたいなのが多いからそこまで肩も凝らないし。
ミュージカルっぽいのは案外ディズニーのアニメとかで慣れてたから、そこまで違和感がなかったのかも?
インド映画のミュージカル風なのは若干違うような気がするが(笑)
本作は主演の二人も何曲も本人が歌う。特にリー・マーヴィンの歌は上手と言う感じではないが、独特な感じがとても良い。
代わりにジーン・セバーグは歌声がヒドくて、吹き替えだったらしい。しかも1曲だけだったし。
話の方はゴールド・ラッシュで街の始まりから崩壊までを描いているのが珍しい。
特に最初はテントだけだった街が木造の家になり、色々な店が出来て発展していくのが楽しかった。
そしてラストはその街を豪快に崩壊させるのも凄い。
街崩壊の時に巻き込まれる人たちのスタントも結構ヤバめで、これ大丈夫?と思うようなスタントもあった。
とまあなんだかんだで楽しめた本作。
これでイーストウッドの西部劇は残り1本だったかな?
そのうち観るとしよう。
コメント
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