レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

カットスロート・ナイン

2021年12月18日 01時20分10秒 | 西部劇

「カットスロート・ナイン」
原題:CUT-THROATS NINE
1972年 スペイン/イタリア 92分
■監督:
 ホアキン・ロメロ・マルチェント
■出演:
 ロバート・ハンダー
 エマ・コーエン
 アルベルト・ダルベス
 アントニオ・イランゾ

●あらすじ
7人の凶悪な囚人とブラウン軍曹と彼の娘サラを乗せた幌馬車が、吹雪の中を鉱山から刑務所へと向かう。
ブラウン軍曹は妻を殺害した犯人が7人の中にいると知り、護送任務を引き受けたのだった。
ところが、道中で山賊の襲撃に遭い、仲間と幌馬車を失ってしまう。
ブラウン軍曹が鎖で囚人たちを連行して山を越えようとする中、鎖が黄金で出来ていることが発覚。
一行の緊張関係がピークに達した頃、一軒の山小屋が見つかる。
雪山の山小屋に集った凶悪犯たちの中に殺人犯がいるという舞台設定など、
クエンティン・タランティーノ監督作『ヘイトフル・エイト』に影響を与えた作品。
容赦ないゴア描写がてんこ盛りな悪行の数々は正視できない。
(ザ・シネマより)

★感想など
マカロニ史上残酷描写で有名な「情無用のジャンゴ」以上の残酷描写との触れ込みな本作。
確かに描写は残酷かも知れない。今の目で見たら大したことないように見えるだろうが
1972年当時でこの描写はかなり残酷に映ったに違いない。
だが話しのテンポがのろいのと、編集がかなり変で映画としての出来はかなり良くない。
登場人物たちが次々と死んでいく展開は先が読めずビックリするが
これ脚本をもっと良く練ってたら傑作に化けてたのに勿体ないなあとは思う。
まあマカロニのかなり末期の作品なので勢いとかはかなり無いが
マカロニかタランティーノの元ネタとやらに興味があれば。
ちなみに私はタランティーノはもういいやなので、「ヘイトフル・エイト」とやらは観ません。
と言うかそんな映画があったことすら知らなかったよ。
コメント
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