「エアポート’80」
原題:THE CONCORDE-AIRPORT '79
1979年 アメリカ 113分
■監督:
デヴィッド・ローウェル・リッチ
■出演:
アラン・ドロン
ジョージ・ケネディ
スーザン・ブレイクリー
ロバート・ワグナー
シルヴィア・クリステル
シビル・ダニング
●あらすじ
スカイ・パニック映画のヒット作“エアポート”シリーズの第4作。
製作当時、世界最高の速度を誇った超音速旅客機コンコルドで極限状況が展開する、オールスター娯楽大作。
米国のワシントンD.C.に向かってパリの空港を飛び立ったコンコルド機に、
フランス人ベテラン・パイロット、ミッテランは乗り合わせる。
だが、ある乗客の荷物に、巨大兵器産業ハリソン社が核兵器を製造しているのを示す重要文書が隠されていた。
ハリソン社は高性能ミサイルや最新戦闘機を使い、コンコルドの撃墜を繰り返し試みる。
また、コンコルドにはワシントンD.C.の後、ソ連のモスクワに向かう予定があったが……。
(WOWOWオンラインより)
★感想など
毎度お馴染み“エアポート”シリーズ。
しかし正規の“エアポート”シリーズは本作でおしまい。
以後無数にある「エアポート〇〇」と最後に年号が付く作品は、全てレンタルビデオ業界のいつものアレである。
本作も観ている間は気付かなかったけど、キャストが豪華なのは流石本家と言ったところ。
まず正規“エアポート”シリーズには皆勤賞のジョージ・ケネディ。
本作ではなんとパイロットになっている!
そして同格で描かれていた若いパイロットと思っていたのはアラン・ドロンだったんだね。
それならあの扱われ方も納得だ。
当時は最新鋭だったのかな? コンコルド飛行機を扱った題材も見事と言えるが
ちょっと合成が荒く特撮感が強かったかな。
それとコンコルドが何度も狙われる展開もちょっと苦しいかな。
この“エアポート”シリーズは、元々がパニック映画の超大作として作られていたが
本作はちょっとスケールダウンしている感は否めないかな。
でも肩の凝らない娯楽作として、十分楽しめるよ。