「大魔神怒る」
1966年 日本 79分
■監督:
三隅研次
■出演:
本郷功次郎
藤村志保
丸井太郎
内田朝雄
橋本力
●あらすじ
戦国時代、名越一族と千草一族は、八雲の湖をはさんで平和に暮らしていた。
ところが彼らは思わぬ侵略にさらされることになる。
隣国の領主御子柴弾正は、まず千草一族、続いて名越一族を倒し、その領地を手に入れる。
さらに両家を守り続けてきた武神像を破壊し、湖に捨ててしまう。
そして邪魔になった十郎と早百合を処刑しようとする。
絶体絶命と思ったその時、湖がまっぷたつに割れ、巨大な魔神が現れた……。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
いやあ、前作より格段に面白くなってた!
まず話のテンポが抜群に良くなっている。
人の動きも多く話が良く転がっていくので、単純に面白い。
重厚な音楽も丁度良い塩梅になっている。前作はちょっとずっと重たい感じだったから。
あと大魔神も神様らしさが強調されていて良かった。
サイコキネシスのような能力とか、自然の操る力とか、神様っぽくて良かったよ。
最後いつまでも暴れ続けないところも、良い神様になった感じだね。
前作は巨大な石造が善悪無視してとにかく大暴れしている感もあったからね。
まあとにかく一般的な「大魔神」のイメージは本作の方が強いかなと感じた。
さて最終作となる次回は、一体どうなっているのかな?