レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

死刑にいたる病

2023年03月10日 16時46分30秒 | ミステリー/犯罪

「死刑にいたる病」
2022年 日本 129分
■監督:
 白石和彌
■出演:
 阿部サダヲ
 岡田健史
 岩田剛典
 中山美穂

●あらすじ
櫛木理宇の同名小説を「凶悪」「孤狼の血」の白石和彌監督が、
主演に阿部サダヲと岡田健史を迎えて映画化した戦慄のサイコ・スリラー。
少年少女24人を殺し収監中の連続殺人鬼から、1件だけ紛れ込んだ冤罪事件を調査してほしいと
依頼された大学生を待ち受ける衝撃の運命をスリリングに描き出していく。
鬱屈した大学生活を送る筧井雅也は、思いもよらぬ手紙を受け取る。
それは、24人も少年少女を殺害したとして世間を震撼させている稀代の連続殺人鬼・榛村大和からのものだった。
すでに一審で死刑判決を受けている榛村だったが、雅也は中学時代に地元でパン屋の店主をしていた彼をよく知っていた。
その榛村が、最後の事件だけは冤罪だと主張し、ほかに真犯人がいることを証明してほしいと雅也に依頼してきたのだった。
その願いを聞き入れ、独自に調べ始める雅也だったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
いやあこれは傑作だったなあ!
最初タイトルを聞いた時は、昔読んだ事がある「殺戮にいたる病」という小説を思い出した。
もう内容は覚えていないけど、確か「殺戮にいたる病」は映像化されていなかったハズ。
そう思って本作が何か関係があるのかと思ったが、全然そんな事はなかった。
プロットだけ見るとまるで「羊たちの沈黙」をベースにしているような感じだが、実際もそんな感じだった。
そう思っているまも無く、冒頭から殺人鬼のエグイ拷問シーンを直接視覚的に見せてホラーぽくし
中盤はいつも俯いていて少し暗い主人公の変容ぶりと、殺人のディティールを追いかける事によって
観ているこちらをぐいぐいと引き寄せる。
そして全てが終わった後のあの戦慄のどんでん返し!
これぞ正にミステリーって感じで面白かったわ!
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アフリカン・カンフー・ナチス

2023年03月10日 16時46分06秒 | 功夫/空手/武侠片

「アフリカン・カンフー・ナチス」
原題:AFRICAN KUNG-FU NAZIS
2019年 ガーナ/ドイツ/日本 84分
■監督:
 セバスチャン・スタイン
 ニンジャマン
■出演:
 エリーシャ・オキエレ
 秋元義人
 セバスチャン・スタイン
 マルスエル・ホッペ
 ンケチ・チネドゥ

●あらすじ
第二次大戦後、ヒトラーと東條英機はまだ生きていた。
彼らは逃げ延びた先のガーナを制圧すると、空手と魔術的な国旗を用いながら現地の人々を新たな人種
「ガーナ・アーリア人」として洗脳し、世界を侵略するための拠点を築いていく。
圧政の中、心優しき地元の青年アデーは、ヒトラー達に地元のカンフー道場を潰され、愛する恋人を奪われてしまう。
復讐を誓うアデーは最強のカンフーを習得するため、過酷な修行に身を投じていくが……
(公式HPより)

★感想など
また色々とヤバイ作品だなこりゃ!
まずあらすじがやばいでしょ!
しかも冒頭ではヒトラー、東條英機それぞれ本物のフィルムまで使うが、次のシーンでヒトラー役、東條英機役の俳優になった瞬間
全く似ていないし!
さらに凄いのがヒトラーの右腕役の人。本物は白人でそれが役者に切り替わった瞬間、黒人になっているし!
これは何でも白人の役者が尽きたから現地に居た黒人の人で代用したかららしい。
いや、そのポジティブさは最高だけど!
まあ全体的に日本の低予算功夫映画みたいな雰囲気は強いんだけど、主演の人含め出演者たちの動きがかなり良いので
功夫シーンも安心して観ていられるので、最後まで楽しく鑑賞が可能。
ちゃんと「酔拳」とかもオマージュを捧げていて好感度高し。
かなりカルトに近いヤバイ作品だが、レレレ好きなら是非オススメである!
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クリッター4/ファイナル・ウォーズ

2023年03月10日 16時45分01秒 | 怪獣/モンスター

「クリッター4/ファイナル・ウォーズ」
原題:CRITTERS 4: THEY'RE INVADING YOUR SPACE
1992年 アメリカ 94分
■監督:
 ルパート・ハーヴェイ
■出演:
 ドン・オッパー
 マルティーヌ・ベズウィック
 ブラッド・ドゥーリフ
 テレンス・マン

●あらすじ
92年、倒壊したアパートを探索していたチャーリーに、宇宙の親友・アグからレーザー映像が届く。
クリッターが保護生物に指定されたので種の保存のため卵を回収しろと言うのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「クリッター3」と同時に作られたパート4。
予算は1、2より大幅に削減されているだろうが、むしろ1、2より面白いと感じた。
登場するクリッターの数も少ないし、クリッターの変化や色んな技も無いんだけど
むしろそのこじんまりとした作りの方が、この「クリッター」シリーズには向いている感がある。
本作は舞台が宇宙船の中に限定しており、その中でクリッターに襲われると言う設定は
まんま「エイリアン」なんだけど、所々B級な内容に変更しているのが、
いかにもこのシリーズっぽいなと思い、雰囲気にあってて良いなと感じた。
1から皆勤賞のチャーリーも最後はちょっと格好良い成長ぶりを見せてくれ、ちょっとグッとくる。
まあラストのオチは別に無くてもいいと思うけど、シリーズとしてきちんと完結したのは良かった。
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