「探偵神津恭介の殺人推理4~初夜に消えた花嫁~」
1986年 日本 91分
■監督:
永野靖忠
■出演:
近藤正臣
大和田獏
飯干恵子
松山政路
松下英一郎
中島ゆたか
伊馬笙子
河原崎建三
白都真理
●あらすじ
明智小五郎、金田一耕助とともに、日本を代表する名探偵・神津恭介の活躍を描いた人気シリーズ第4弾。
なぞの失踪をしたダンサーが「幽霊」になって現れた。
はたして真相は ?
そして幽霊の正体は ?
神津恭介が謎に挑む。
名探偵・神津恭介(近藤正臣)の弟子・研三(大和田獏)が、世にも不思議な体験をした。
伊馬笙子(中島ゆたか)と名乗る女性から声を掛けられ、「私の死体を土の中から捜しだして」と頼まれたのだ。
死体は元恋人の家の庭にあるという。
モダンバレエ界の有名ダンサーだった笙子は、10日前に挙式を済ませた直後に失踪していた。
警察は、笙子に金をたかっていた遠縁の男・庫之助(梅津栄)を事件関連で逮捕するのだが・・・。
(ファミリー劇場より)
★感想など
探偵神津恭介の殺人推理シリーズ4作目は、江戸川乱歩の美女シリーズのような怪しさではなく
段々普通の二時間ドラマに近づいてきたような印象を受けた。
まあ制作年度が1986年じゃあ、そういう風になってきてもおかしくないかもしれない。
あれ、でも1986年頃ってまだまだ怪しいドラマも一杯あったよな?
となるとこのシリーズは、普通の二時間ドラマ路線に切り替えようとしたのかな?
実際本作のプロットも、殺された女性が幽霊になって探偵に自分の死体探しを依頼するなんて
いかようにも怪しく作る事ができるような題材だからね。
まあそれでも高木彬光の原作が面白いだろうから、ドラマとしても面白くなりそうだね。