「モンスター・パニック」
原題:MONSTER: HUMANOIDS FROM THE DEEP
1980年 アメリカ 80分
■監督:
バーバラ・ピータース
■出演:
ダグ・マクルーア
アン・ターケル
ビック・モロー
シンディ・ワイントローブ
●あらすじ
アメリカ西海岸の静かな漁村を舞台に、半魚人が人間を襲う恐怖を描いたモンスターパニック。
『遊星からの物体X』などで知られる特殊メイクの名手、ロブ・ボッティンが半魚人クリーチャーをデザイン、
自らモンスタースーツに身を包み好演を見せている。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
製作総指揮ロジャー・コーマン作品。
しかし作品の雰囲気が、「13日の金曜日」にソックリで嬉しくなってしまった。
ほどよい山の中の風景もそうなんだけど、フィルムによる見た感じの映像の雰囲気とか
音楽もかなり雰囲気が似ている。
不安を煽る時の音楽もかなり似てるし、急にビックリさせる演出とかホント懐かしい。
そして登場するモンスターは、造形は「大アマゾンの半魚人」がベースなんだが
こいつが人を襲うシーンの撮り方も、かなり「13金」ぽくて良いんだよねえ。
時代的にもしかして真似たのは「ハロウィン」の方かも知れないが、
どちらにしても、なんだかあの頃のホラー映画を思い出して、個人的にかなり嬉しくなってしまった。
そう言えばやたらと女の子たちが裸になるのも、初期「13金」ぽかった。
しかしこの唐突な女の子たちの裸に意味を持たせようとしたのか、
このモンスターは女の子を見ると強姦して妊娠させるのが目的だったのだ。だから女の子のビキニは外されるのだ。
などと観ているこちらが納得できるわけは無いが、まあそんな事は些細な事柄であろう。
何故襲うのかと言うと、映画の最後に出産シーンがあるのだが、これが「エイリアン」のパクリだったため
まさかこれがやりたかったからじゃないよね?
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