レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ロード・オブ・モンスターズ 怪獣帝国

2024年10月17日 20時24分18秒 | 怪獣/モンスター

「ロード・オブ・モンスターズ 怪獣帝国」
原題:APE X MECHA APE: NEW WORLD ORDER
2024年 アメリカ 88分
■監督:
 マーク・ゴットリーブ
■出演:
 ショーン・ヤング
 アシュリー・アールキスト
 ジャレド・リヴェット
 エリック・ローランド

●あらすじ
外宇宙物質の影響で生まれた、《類人猿型巨大生物》エイブラハム。
太平洋の孤島で厳重な監視下にあったが、その近海で豪華客船が消息を絶つ。
それは深海から復活した古代怪獣“クラールー”の仕業だった。
エイブラハムを襲撃して瀕死の怪我を負わせたクラールーは、カリフォルニアに上陸。
その進撃を阻止するため、《類人猿型巨大ロボット》メカエイプ・マークⅡが挑むが、激戦の末敗れてしまう。
そして残された最後の手段、それはエイブラハムとメカエイプが協力して、巨大な敵と戦うことだった。
(アルバトロス・フィルムより)

★感想など
今回はまず、アルバトロス・フィルムに記載されていた本作のキャッチコピーから見て頂こう。


新たなる世界(《ニュー・ワールド・オーダー》)新たなる王者(《ロード》)

《類人猿型巨大生物》エイブラハム 《類人猿型巨大ロボット》メカエイプⅡ
そして《世界の破壊者》と恐れられる古代怪獣“クラールー”
勝つのはどいつだ? 地球の運命を賭けた戦いがはじまる!!

“モンスター・ヴァース”最新作『ゴジラ×コング 新たなる帝国』に続く
大ヒット《大怪獣バトル・アクション》シリーズ最新作!!


これだけで、もう色々と突っ込むポイントがあり過ぎるのだが、一旦それは置いておこう。
まずこの《大怪獣バトル・アクション》シリーズ?
発売元がアルバトロスだし、てっきりタイトルだけのシリーズだと思っていたら
何と、ちゃんとしたシリーズだった!
と言ってもパート1扱いの「ロード・オブ・モンスターズ」は別物。
アルバトロスから第二弾として発売された「ロード・オブ・モンスターズ 地上最大の決戦」
及び第三弾の「ロード・オブ・モンスターズ 怪獣大決闘」は、何とストーリーが続いていたのだ!
まず原題から、本作と前作の「~怪獣大決闘」は正式に続いていた。
そしてシリーズに登場する大猿は、「~地上最大の決戦」に出てきた猿と同じだったらしい。
と言うのも第三弾の「~怪獣大決闘」を観た時には、
「~地上最大の決戦」と話が続いているようには感じなかったんだけどね。
さて前回が「ゴジラ対メカゴジラ」のパクリから始まったメカエイプは
本作では女性パイロットが中に乗り込んでメカエイプを操縦すると言う
2002年の「ゴジラ×メカゴジラ」の3式機龍のパクリになってた!
一方大猿ことエイプの方は、どこかの小島に隔離されており、政府によって監視されていると言う良くある設定だが
この小島に建てられた研究所で働く職員が
二人しか居ないんだが!
とは言え、映画が始まってからはやたらにテンポが良いのがアサイラムの作品。
実際始まってから45分くらいかな?
映画の半分くらいまでは結構面白くて、ぐいぐいこちらを引っ張るのは流石だなと思ったが
途中でふと気づいたのは、この映画やたらに台詞多いな?
と思ったら、良く考えたら
登場人物たちがずっと背景とか物語を説明してただけだったよ!
まあそれでも途中までは面白いんだけどね(笑)
あとは怪獣たちのCGで、何とか乗り切れればいいなあって感じで。
ただ最近のアサイラムのCGは、昔に比べて遥かに使用する量が増えたので
昔みたいに映画全体の5%しかCG怪獣出てこねえぞ! みたいな事にはなってないので、
B~C級映画としてみれば、結構面白いよ。

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