「D-WARS ディー・ウォーズ」
原題:D-War
2007年 韓国 90分
■監督:
シム・ヒョンレ
■出演:
ジェイソン・ベア
アマンダ・ブルックス
ロバート・フォスター
●あらすじ
ロサンゼルスにドラゴンのようなクリーチャーが突如現れ、街中を破壊し尽くしていた。
現場を取材していたリポーターのイーサンは、この惨事が少年時代に聞いた500年前の伝説と関係するのではないかと思い出す。
そして自分が、世界を救う宿命を負った女性を守る戦士と何かしらのかかわりがあると気付いた彼は、
その女性を捜し始めるが……。
★感想など
DVDデータかなんかで評判が良かった作品。
職場の若い子が買っていたのをたまたま見かけたので、貸してもらって観てみたが
これはB級的大傑作だ!
その彼的には本作は駄目だったようだが、レレレ好きにはこれ堪んないぜ!
まず監督が韓国人なせいか、至る所に韓国を取り入れる辺りは最高。
まるで「俺は韓国人だ」とでも言いたげな作りには、好感が持てる。
アジア人がハリウッドで、ハリウッド映画を作っても、それは今までのハリウッド映画と変わりないしね。
基本怪獣映画なのに、功夫シーンまで入れたりするんだぜ!
この、ごった煮感こそレレレ!
敵の大群も、甲冑に身を包み馬に乗って戦車と戦う等、バカ丸出しなうえ
どう見ても「スター・ウォーズ」を意識しまくっている辺りも、非常に良い。
メインとなる敵側の大蛇も、街を壊しまくり、ビルに登る・撃たれて落ちる等、
こちらが観たいビジュアルは全て見せてくれる、大盤振る舞い!
それどころか、敵モンスターの大群と米軍が大激突するクライマックスは、こちらの期待以上。
ハッキリ言ってそこまでやってくれるとは思っていなかった。
この映画結構金掛かってるぜ!
ただ、善悪の大蛇が真正面から激突する展開を早くから期待していたが、
それがラストまで引っ張られたのは、ちと残念。
もうちょっと見たかった所。
とにかく本作はレレレ好きには、超オススメ!
どうしようもなく突っ込み所で形成されたストーリーも、特撮メインの作りも
なんか80年代なノリが感じられる辺りも超最高!
とにかく一度はレンタルしとけ!
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