「上海13」
原題:上海灘十三太保/SHANGHAI 13
1984年 香港 87分
■監督:
張徹(チャン・チェ)
■出演:
王羽(ジミー・ウォング)
狄龍(ティ・ロン)
江生(チャン・シェン)
陳觀泰(チェン・カンタイ)
李修賢(ダニー・リー)
姜大衛(デビッド・チャン)
戚冠軍(チー・クワンチュン)
王鍾(ワン・チュン)
王青(ワン・チン)
陳星(チェン・シン)
鹿峰(ルー・フェン)
程天賜(リッキー・チェン)
梁家仁(リャン・カーヤン)
劉德華(アンディ・ラウ)
●あらすじ
南京政府の機密文書を盗み出して上海へと脱出した政府高官のカオを守る、
上海の顔役シェンら憂国の士と、刺客たちが壮絶な戦いを繰り広げる。
シェンらは、カオを香港経由で重慶へと逃がすための護身活動を開始。
しかし、南京政府特務機関のリーダー・ホンが、カオを上海まで追い、強力な刺客たちを放ってくる。
一方のシェンも、カオを守るため武術の達人たちを投入する。
そんなシェン、ホンが繰り出すのが”上海13″と呼ばれる謎に満ちた武術の達人たちだ。
彼らは、互いの顔や素性を全く知らず、ただシェン、
ホンの命を受けて敵味方に分かれ暗闘を繰り広げるのであった…。
果たして、カオと機密文書の運命は?
そして、”上海13″たちの戦いはどのように決着するのか?
(KunGFuTuBEより)
★感想など
随分前から「必殺・ザ・ドラゴン」と言うタイトルの方のVHSは持っていた。
なんだかタイトルが陳腐なのと、ストーリーが良く分からなったんで長い間放置してたんだけど
詳しく調べたら「上海灘十三太保」の事らしいと判明し、早速観てみました。
とは言ってもDVD版なので、VHS版に何か違いがあったとしても未確認ですが。
内容の方は正にショウブラ・オールスターズであり、この間観た
「ワイルド・ヒーローズ/暗黒街の狼たち」とコンセプトは似ているかも知れない。
ただ本作の方がそれぞれのスター出演シーンのブツ切り感は強い。
ストーリーの方はあって無きが如しであり、それぞれのスターが登場する度に功夫シーンを披露してくれる感じ。
なので通常の功夫映画よりも、遥かに功夫シーンは堪能できる。
さらにクライマックスの倉庫での戦いは、同時期のサモハン作品ぽい雰囲気があるのに加え
江生の素晴らしいアクロバティックな動きは、観ていて感動するレベルである。
ショウブラ作品が好きな人だけでなく、功夫映画が好きな人にも絶対のオススメ作品です。
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