レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

血染の代紋

2012年05月27日 23時06分40秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「血染の代紋」
1970年 日本 88分
■監督:
 深作欣二
■出演:
 梅宮辰夫
 菅原文太
 鶴田浩二
 宮園純子
 内田朝雄
 室田日出男
 曽根晴美
 野口貴史

●あらすじ
昭和40年頃の横浜を舞台に、ヤクザ間の凄まじい抗争を描いた娯楽アクション巨編。
横浜・浜安組の新組長を襲名した郡司健策は、岩切組組長・岩切の勧めで、倉庫業への転身を計画した。
だが、この計画実行には、港湾労働者たちの住む宿泊街を壊さなければならなかった。
説得に当る郡司の前に幼な友達で元ボクサーの速水が立ちふさがる。
速水は、同じく倉庫の利権を狙う大門組に買収されていた。
そんなある日、浜安組の元代貸・黒木が出所して来た。
(東映チャンネルより)

★感想など
監督・深作欣二に、梅宮辰夫・菅原文太とくれば「仁義なき戦い」風を連想するが
そんなことはなく、仁義以前で鶴田浩二も出ているとなれば、60年代の任侠映画風なんだと思う。
そう考えれば、全体的にしんみりした雰囲気なのも、文太が若き組長なのに
一人称が「あたし」なのも納得がいく。
ほとんどの戦いのシーンの獲物もドスだしね。
任侠ものは観たことがないが、実録物の文太を見ていると、文太にはやっぱり任侠ものはあってないように映るね。
反面、昔の大スターには着流しの任侠物がきっと似合うんだろうね。
今は観る気はしないが、いつか任侠物も観てみようかな。

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